野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

Entries

最後も鹿

s531.jpg
 今日は有害鳥獣駆除の5月分活動報告書を猟友会の班長さんへ提出。
 今月の報告は昨日の31日に鹿を一頭加える事が出来て猪1頭、鹿4頭で合わせて5頭だ。本当は猪をもう1頭捕まえているけれど、捕獲は17日でも掛かった日は16日で愛鳥週間に罠を掛けたままにしたと猟友会の会長が至極ご立腹との事で報奨金の数に加えるのは自粛した(^_^;
 
 班長さんの言う所では来年は有害駆除のメンバーから外すとまで言っているそうだが、果たしてどうなる事やら(^_^)
 愛鳥週間に、鳥の体重では作動もしない猪や鹿の括り罠を放置しておいた事が大きな問題だそうだが、それでも地元では住民が参加してにっくき猪を目の前で退治したと言う事で、大いに話題になったらしい。
 
 私は事故を招くといけないので、普段は一般の人が目につくような所に罠を掛けないのだが、あの罠は掛けた所の近くの人より家の下が鹿の住処になっていると言われて掛けたところへ猪が掛かったものだった。今期は調子が良いのも、故郷である集落の人より「××に〇〇が居る」と言う情報を得て、そこへ通じる獣道へ罠を掛けているので掛かる率が高くなっている。
 
 市内では自治会が地区住民に狩猟免許取得の補助金を出している所もあるそうだが、免許を取得したからと言って簡単に鹿や猪が獲れる訳でもない。経験豊かな猟師と農家が協力して罠を掛ければ有害獣駆除の効果がより一層上がる事は間違いないだろう。法に触れず危険を伴わない部分で住民を参加させれば、雄として本来持っている狩猟本能を満たすので結構楽しんで貰える(^_^) ともかく、個人で故郷を舞台に実験してみよう。

鹿を追う

5sika27.jpg
 暑い日が続きますね。年寄りは体が既に干からびているので、無理はせずにサボリモードの日々を過ごしております。
 そんな無聊の慰めに図書館で北方謙三の「水滸伝」を借りてきました。全19巻、幸い前史である「楊家将」は前に読んでいますが、「楊令伝」「岳飛伝」を加えると果たして生きて読み終へられるのか?
 
 読むきっかけでもある、彼が朝日新聞に連載していた「人生の贈りもの」の中で「武王の門」と「破軍の星」を書いて、天皇制の壁にぶち当たりそれを超えようとすると右翼に命を狙われるが?それも困るので編集者の勧めにより舞台を大陸に移したとあったけれど、現在5巻目ですが、いまの所はまるっきり革命運動のユートピアを書いている感じですね(^_^)
 
 中原に鹿を追う覇気も時間も失い、小説の中に昔の夢を見る爺さんは、鈴鹿で鹿を追う日々ですが、雨の明けた土曜日に久々の鹿を得ました。
 鹿や猪は百姓の作物を荒らす山賊や野伏と変わりませんから?1匹8000円で雇われた「七人の侍」みたいな物でもあると自分に言い聞かせています(^_^)
 夢の話にグロい画像も何なのでPhotoshopの油彩で処理。

ハンシレン刈り取り

 昨日は頑張り過ぎたのか、それとも単なる寝不足なのか、今日はやたら眠くて体の調子がイマイチなので自宅でブラブラして過ごす。しかし、ミネルヴァの梟と私は迫り来る黄昏に飛び立つ(^_^; とは言うものの山へ行くには遅すぎるし、関の畑も遠いので、自宅近くで借りている畑でハンシレンの刈り取りをする事にした。
 hitotyakari.jpg

 ジャーン、今日も昨日に続いて秘密兵器の登場だ。この冬にヤフオクで落札した一人用背負式茶刈機である。ご覧の様に殆ど使われてない新しい機械だが、ジャンクと言う事で一か八かの勝負で競り落とした物。
 今回初めて使用するのだが、エンジンは直ぐに掛かり、説明書通りに組み立てたら無事に作動した。
 kirihatahan.jpg

 2枚目の写真が刈ったあとの様子だが、まあまあ使える。しかしやはり昨日と同じで、もう体力が無い為に完全には機械を生かしきれない。腰を屈めて、刈った葉が入った袋を引っ張っての刈り取りはシンドイのだ(^_^)
 
 ハンシレンは結局ゴミ袋4つ分を刈り取って今日の作業は終了。このハンシレンは何度も書いている様に癌に良いと言われている。
 
 昨日の朝の事だが、昔の山仲間から電話があり、同じ山仲間だった男が肺がんで2年前に死んでいたと知らされた。私よりずっと大柄で頑丈な奴だったが癌には勝てなかった様で、病名までは知らないが父親も早く亡くしていたので癌の系統だったのだろう?
 
 我らが世代は癌適齢期でもある。癌に良いとされる薬草を何種類も作っているので、少しでもがん予防になる「美味しい飲み物」を作りたいと考えているいのだが、思うばかりで全く進まない。
 材料は溜まるばかりで沢山あるから今年こそ何とかしなくてはいけないな。

早すぎる夏

 一挙に真夏の日々がやってきましたね。狩猟にかまけて我が農業は遅れに遅れておりまして、未だ多くの苗の植え付けが終わっておりません。こんなに陽が照り付けては上手く移植が出来るかどうか心配です。
 金曜日が雨の予報なので、水木の2日で一挙に植え付けて雨を待とうと考えています。
 
 そんな訳で、昨日は畑の準備です。
有機農法や無農薬に拘ってはおりませんが、じねんファームと名付けておりますので、出来るだけ自然に栽培し、必要に応じて慣行農業を活用していきたいと考えています。
 
 何年も使われていなかった農地ですが、1月ほど前に天地返しをしており、耕運機で土を砕いて凸凹の地形を均します。排土板のある機械が無いので鍬やスコップとレーキに一輪車を使った力仕事。
 
 そこに昨年から牛糞と米糠を混ぜて放置してあったモミガラをタップリと、石灰窒素を少し撒いて鋤き込みます。モミガラを鋤き込むと窒素飢餓になると言われていましたが、近頃は「構わない」との説も出てきたりしておりますので、フカフカの土を目指す事にしました。
  
 フカフカの土は微生物が作るのであり、何でも土中の生物を殺してしまう石灰窒素を入れるのは矛盾しているようですが、放置してあった土地なので、石灰や窒素過多と言う事はあり得ないので、ヤブガラシなどの雑草を退治したいので敢えて撒きました。土壌菌も殺す事になりますが、後で散布する赤菌が繁殖しやすいのではないかと考えています。
 tagayasi2.jpg

 最初の写真が整地してモミガラを撒いた所を耕す所です。YKA君はスターターの修理も終えて元気に働いてくれます。未だバッテリーを交換していませんが、気温が高いのでセルを使わなくても簡単にエンジンが掛かります。畑でも少しは収益を上げて寒なる前にバッテリーを買いたい(^_^)
  
 後ろではニッコウキスゲが咲き始めていますが、蕾も沢山ありこれからは次から次と咲いてくれるでしょう。何度も書いていますが、この蕾が薬膳料理で良く使われる金針菜で滋養強壮や痛み止め、毒消し作用があり、痴呆にも効果があるそうですから食べなくてはいけません。でも栽培するだけで利用しないからボケが進行中。
 
 モミガラを鋤き込んだ後は、高畝にして苗を植え、またモミガラを撒いて有機物を載せて草マルチをしていく訳ですが、高畝が簡単に出来るか不安でした。この日も名古屋から来ていたAさんはスコップで土を跳上げて大きな畝を作っていますが、かなり時間を掛けています。
 
 今回はヤフオクで購入した中古のスクリュー爪の跳上げロータリーを始めて使ったのですが、思ったより簡単に大きな畝が出来ますね。ハンドルを維持する腕の力が無いので左右に傾いたり、変な方向に行ったりしますが、石灰で線を引いてそれを辿って走らせたら何とか様になりました。
 mizohori.jpg

 かなりエエカゲンな農法ですが、果たして上手く栽培出来るのか? 結果は秋を待て(^_^)

芍薬開花

pkomichi.jpg
pbonten.jpg
ph6itoe.jpg
 愛鳥週間に入って猟はお休みとなり、連日農に励んでおります?
薬園の芍薬もチラホラと咲き始め、写真は昨日の「芍薬の小径」ですが、左側が薬種問屋さんから「洋芍」だと言われ、右側が「和芍=梵天」と説明されて買い求めた物です。
 
洋芍と言われた物にも和芍が結構混じっていましたが、御覧の様に右側には白い花がポツリポツリと咲いているものの、左側には赤やピンクの花は見受けられません。芽吹きや春の成長も和芍の方が早いので、開花も早いのですね。

 これは和芍が寒冷地に適応しており、低い温度で栄養成長や生殖成長を始めるのでしょう。逆に暑さに弱いのが難点でして、前にも書きましたが、地球温暖化で奈良県での栽培が難しくなり、問屋さんや製薬会社は困ったところ、丁度「富山の薬売り」で有名な富山県が薬の原料である薬草栽培に取り組もうとしたとの事で、トントン拍子に話が進み、芍薬の産地になったそうです。
 
しかし、温暖化の動きは止まずに、富山ですら暑すぎるとなって、今や栽培の中心は北海道へと移っており、薬用植物資源研究センター北海道研究部がこの「梵天」を多収性に改良して、「北宰相」を作りだしていますね。

 個人的には薬用として栽培されてきたとして奈良で購入をした幾種類かの洋芍薬の品種を同定したいですね。各地で観光用の芍薬栽培が盛んになり、色とりどりの芍薬を栽培しながら、薬用としても使えないかとの要望が起こっています。そんな需要に答えるべく、薬用洋芍の整理と言うのが結構重要だと思われます。
 
 前回、武田薬品の薬草園へお邪魔した際に同行された花木センターのオネーサン研究員も薬用芍薬の切花として活用について研究をされてみえます。http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000715746.pdf
 
 それを主導していただいた伊藤グリーンさんの話では同社が栽培している洋芍(名前忘れた)を鈴鹿医療科学大の岩島教授が分析したところ「梵天」より薬用成分であるpeoniflorinの含有率が高かったそうですから、既存の洋芍薬もバカにできません。
 
しかし、私のような素人には無理ですね、2番目の写真が梵天ですがその中に混じっていた3枚目の一重の花ですらネットで名前を見つけられない(^_^)

ご案内

プロフィール

野梵

Author:野梵
ようこそ!自然生村のオヤジのブログへ
ホームページはじねんファーム(http://zinen.web.fc2.com/)
リンク欄をクリックして下さい

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

フリーエリア

最新トラックバック

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR