野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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またもや鹿か

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 25日の積雪から始まった当地の寒波もどうやら峠を越したようで、4日間の自宅引き籠りを終えて今日は罠の見回り。
 猪も鹿も地表が雪に覆われたので、餌を求めて動き回るはずと、前回猪に逃げられた場所を中心として期待に胸を膨らませて回りますが、そんなに甘くはありません(^_^)
 
 それでも更に奥の山へ向かうと牡鹿ばかり2頭が掛かっておりました。鹿はもう欲しくないので処置は明日にするとして、猪目指して別の山に向かいますが、空弾きすらない。
 
 途中で某氏の所へ寄ると軒先に大きな猪が吊るしてありました。降雪前に足跡を見つけたので罠を掛けたら狙い通りに猪が掛かったとの事ですが、猪の数そのものが減っているので、わなを設置して漫然と掛かるのを待つのではなく、積極的に猟場を歩いて足跡を見つけたらそれを集中的に攻めないと獲れない様です。

 前回燻製にする予定で氷温熟成をしていた鹿は、犬の餌屋さんより骨も欲しいとの注文があったのでそれを回した為に、今日掛かった1頭を燻製用にし、もう一頭は惜しいけれど埋設処分にする予定。
 
 もうすぐ2月、チラホラですが薬草の苗や種の問い合わせが来るようになりましたから、狩猟にばかりかまけてないで、そろそろ本業?の方にも力を入れなくてはいけないな。

晴猟雪読

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 昨日は当地も今年初めての本格的な雪となりました。
 若かりし頃は冬の西穂や木曽駒(軟弱だからロープウエーのある山)によく登った物ですが、歳を取った今は寒さに震えており、昨日は外に出たのが車庫へ一度、今日はコンビニへ行っただけ。専らネットと図書館で借りてきた本を読んで過ごしております。

 昨日は黒川博之の「破門」を読んだのですが、途中で「似たストーリがあったなあ」‥以前に文庫本を購入して読んだのを思い出しボケを自覚しましたが、当然に子細を覚えていませんから楽しく読み終えました(^_^)
 
 そして今日は日本農業新聞取材版の「鳥獣害ゼロへ! 集落は私たちが守るッ」を読破。
 この所猪が獲れないので期待して読みましたが、残念ながら狩猟のノウハウ本ではありませんでした。やっぱり自分で実際に猟へ出て経験値を高めるしかない様です。
 写真は1枚目が庭の雪景色で、2枚目は上段が借りてきた「鳥獣害ゼロへ!」と下段は本棚にあった狩猟関係の本。

猪に逃げられて鹿

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 今日は鹿ジャーキーを作る予定でしたが、冷蔵熟成して美味しくなるの待つ事にしました。
 と、言うのも昨日、鹿の皮剥ぎをしていたところ、某氏より「獲物の掛かっている罠は無いか」との電話がありました。
 朝方見た罠には獲物が掛かっていなかったので「無い」と返答し、作業を終へて帰ったのですが一旦自宅へ戻って枝肉を冷凍庫に仕舞い、遅い昼食を食べた後、念の為に未だ見ていない罠の見回りに出かけたのです。
 
 最初の罠は遠目にも赤土が盛り上がっており、猪が掛かっている!!
 慎重に近づくと獲物の影は無いがワイヤーがピンと張っており、掘った穴の底に隠れていると、飛び出してくるのを警戒して覗くと‥‥ワイヤーが木に絡んでいるだけで、猪の姿はない😁
 大きなクレーターが出来ており、かなり大きな猪が掛かった様子だが、見回りを4日サボっていたので暴れている内にワイヤーがバラケてしまい、ブチ切って逃げた様だ。返す返すも残念!
 
 そして次の次の罠へ行くと、薄闇を通して見る樹木の間に鹿の跳ねる姿。さっそく某氏に電話をして「鹿がかかっとるけどどうや」と言うと
 「高校生が猟の現場を見たいと言うので、よければ明日頼む」との事であった。
 
 そんな訳で、今日は朝から待ち合わせて鹿の取込み
 某氏に連れられて来たのは、隣の市にある進学高校3年生で、地元の国立大生物資源学部に推薦入学出来るのに、体を動かす仕事がしたいので進学せずに林業に就く事を志望し、その一環として狩猟を体験したいのだそうだ。
  
 親の反対を押し切って、林業の資格が幾つも取れる岐阜の専門学校へ行くのだそうなので「林業に関わる資格は実務経験があれば、筆記試験でそれ程難しい物はない」と伝えると「それじゃ直ぐに働く方が良いですかね」との事
 それには直接答えず、「身長は幾つだ」と質問をすると「163センチです」と返答してきたので、「林業で夏の仕事は下刈りだが、きついぞ」とだけ答える。
 「大学へは行った方が良いぞ」はもう、耳にタコが出来るほど聞いていて、それを跳ね返してきたのだろうからそれは言わなかった(^_^)
 
 王子製紙がセルロースナノファイバー(CNF)の量産化を始めたが、戦後造林も伐採期を迎えている事もあり、私は林業を成長産業と見なしている。
 そこで重要になるのは山を見て材石量の計算をし、伐採や搬出の管理が出来る現場リーダーだろう? 
 信用と技術を積んで独立し、新し形の林業会社を起こせば良いと思う。
 そんな彼にはどんな進路が良いのだろうか?
 
 写真は仕留めた鹿を教習材料として提供したので、車に積み込んで解体作業に向かう師匠の某氏と弟子の高校生

猪が欲しいのに

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 朝から出かければ良いものを、午前中は喫茶店へ行ったりしてグダグダと時を過ごしたので、昼から小糠雨の降る中を罠の見回りです。
 罠の数も減らして集落の際で猪を狙っているのですが、幾つかの罠を回ると、またしても鹿が掛かっておりました。
 餌屋さんの引き取り連絡が無いので、冷凍庫は鹿肉で一杯になっており、困ったもの。
 
 指定管理捕獲では解体している時間もなかったので、獲った鹿をセッセと埋めておりましたが、今は暇なので久し振りに鹿ジャーキーを作る事に決め、仕留めた後は源流の冷水に浸けてきました。
 
 さっそくスモークチップを購入してきたので、明日は解体してソミュール液を作り、明後日に燻そうと思います。
 果たして上手く作れるかな? 
 
 写真は罠に掛かった雌鹿と、米保存ブリキ缶を利用した燻製器。もっと本格的な燻製器を作ろうとタイマーやサーモスタットを購入したのは良いのですが、そのまんま放置。
 いつも中途半端だと女房に叱られている😅

牡鹿を捕獲

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 昨日は鈴鹿の山に、真冬とは思えない柔らかな雨が降った。頂上を覆っていた雪も消えて御納戸茶の素肌を見せている。
 そう「鈴鹿の山に雨が降ると鹿が死ぬ」 1昨日は今年初めての猪を獲ったが、ようやく獲物たちも動き始めたようで、確信にも似た気持ちで山へ向かうと、やはり伝説は裏切らなかった(^_^) いくつめかの罠で立派な角を持った牡鹿が跳ねている。
 
 前回の轍は踏まない。この時使った椿の棒を短くした物をもってきており、鹿に対峙するや、正眼に構えて前へ進み、直前に大きく振りかざして「メーン」と角の間に打ち込む。
 椿の棒は太い所を切って杖になるようにしたので打撃力も弱まっており鹿は変わらず動き廻るが、これは前回に同じと計算済みであり、隙を見て後頭部を連続痛打するや、鹿はドウと倒れた。
 すかさず顔を踏みつけ、腰の剣鉈を抜き払い、頸動脈ではなく胸を刺そうとすると、前足で左手の甲を蹴られたものの軍手の上からなので、構わず右手の剣鉈を胸深く刺し込んで抜くや、ドボドボと血が噴き出てくる。
 
 今回は鹿を食べてみようと思うので、放血をする為に可哀想だがそのまま血を流させ、鹿が絶命するまで待つ事にした。
 
 内臓を出したあと、斜面を利用して道路まで引き出し源流に漬けたので、皮剥と解体は明日。
 冷水に漬けるのは肉を冷やして収縮させ、毛細血管に残る血を出すためだそうだが、そのあと1日程吊るしてから皮剥をするとより美味しくなると聞くものの、これは試したことが無い。
 
 鹿肉は栄養価が高くて高蛋白、それに低カロリー、脂質やコレステロールが少ないので美容にも健康にも良いし、おまけに抗がん作用や肥満防止に効果がある共役ジエン型リノール酸が豊富に含まれていると言うから、大いに食べて貰いたいものだ。
 
 ただ、煮ると硬くなる性質があるのでイマイチ人気がない。ワインや圧力鍋で煮ると硬くなりませんが、ひれ肉などのステーキはサッと火を通したミディアム・レアぐらいが食べごろだそうです。煮込みを作る場合は肉をさっと炒め、焼き色を着けてから煮込むと硬くならないとか。

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