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野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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鹿が獲れるぞ!!

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 畑に出たものの、豚コレラ問題に伴う狩猟禁止に鬱々とした思いが晴れず、早々に切り上げ狩猟仲間を訪ねて情報収集。
 
 彼の話によると、県は6月以来豚コレラ被害は拡大していないので規制緩和の方向にあるが、養豚組合が県知事に対して豚コレラ対策を求めているそうで、北勢5市1町は11月1日から3月15日までの狩猟は禁止するが、有害鳥獣駆除は市や町の所管だからこれは規制しないとの事であった。
 
 そんな折にお互いの携帯にそれぞれの猟友会班長より電話が掛かってきて「今年予定されていたJR関西線・近鉄名古屋線沿線地区における線路妨害の指定鳥獣駆除は計画通り実施する事になり、捕獲数は罠による鹿250頭である」との内容であった。これでモヤモヤしていた気分が晴れて来た。先日に続けて罠作りを急がねばならない(^_^)
 
 それじゃ錯誤捕獲で猪が掛かった場合はどうするか? との話になり、豚コレラの収束には増えすぎた猪の削減が必要であり、狩猟は禁止するが有害鳥獣駆除活動による猪の捕獲は認めて、お金も出るだろうと都合よく期待する事にした(^_^)
 
 せっかく駆除活動の効果が表れて全国的には鹿や猪の増加が止んだのに、養豚業者から猟師が山へ入る事で豚コレラ菌を里へ運ぶから狩猟を禁止せよとの要請で狩猟を禁止すると、猪や鹿の増加で農業被害が増えるだけでなく、狩猟者の資格を維持するには年間数万円のお金が必要な為に「猟が出来ないのなら」と猟師そのものが減ってしまい獣害が増えて悔いを千載に残す。
 
 こんな事は関係者なら誰でも判っている事から、遊猟としての狩猟は禁止するけれど、豚コレラを減らすには野性猪の数そのものを減らす必要から、豚コレラ汚染地区は狩猟期間も有害鳥獣駆除活動を続けて捕獲猪は埋設処分とするがそれに対する報奨金を支払う事になるだろう?
 有害駆除の褒賞金は地方自治体から支払われるが、原資は国の補助金であり、それに自治体によって追加の有無から金額が違うけれど、狩猟期間中にもそれを払うとなると市町村にそんなお金は無いから農水省から追加の金が出るか否かに掛かっている(^_^)
  
 年間を通じて報奨金が出る様になると、それで生活をするプロハンターが可能になるな。
 報奨金だけでは苦しいからもう一つ何か仕事が必要だろうけれど、農業を始め、鍛冶や木工に竹細工など、もう消えかかっている地方の伝統的な手仕事を組み合わせて、新しい田舎暮らしのスタイルが生まれるかもしれない?

 引き籠りや就職氷河期対策として、政府は対象者を田舎に送り込もうとしているそうだが、その人たちを過疎地の空家に住まわせてお年寄から職人技を習い、狩猟で稼ぐ術を教えれば新しい文化の担い手になるのでは無いだろうか? もっともそんなに逞しければ引き籠りにはなっていないか(^_^)
 
 何れにせよ、豚コレラ騒動で有害鳥獣駆除が通年化し、猟師の収入が安定するなら、若い猟師の可能性は広がるだろう。老いた私はその邪魔をしないようにちょっとだけ稼がせて貰う(^_^)

くくり罠作り

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 雨で畑にも行けない事から、途中で放ってあった罠作り。部品を一つ一つ手作りするので結構手間がかかります。三重県では昨季より熊が出ると言う事で、括り罠の幅が12センチ以下になったので余計に手間が掛かる様になりました。
 
 従来は15センチの塩ビ管を切って使えば良かったのですが、今はそれを湯で温めて柔らかくし、型に入れてクランプで締め付け、小判型にしています。どうしても冷やしてクランプを外すと僅かに戻る事から型を小さくしたのですが、戻った状態で13センチにしたいもののその締め付け具合が難しい。
 
 そんな訳で、小判型になった側の形状が何れも微妙に違うので、踏板もそれに合わせる為に個別に合わせて切らねばなりません。踏板に付ける腕も何度か湯に浸けて形を調整しますから面倒です。
 
 こんな面倒な事はせずに15センチのパイプを輪切りにしただけで、ワイヤーを掛ける腕の幅を12センチにする人が多く、ネットでその踏み台が4000円で売られてますが、丸に楕円の組み合わせでは無駄な部分が出来てしまい私の美意識がそれを許さない(^_^)
 
 この笠松式、、通称弁当箱の金属製市販罠を買えばワイヤーを含めたセットが8000円前後から1万数千円で入手できます。しかし括り罠は、高いから掛かると言う物でもなく、掛ける場所や掛ける罠の数が重要であり、戦争では多少の武器の優劣より数量で勝敗が決まると言うのと一緒ですね。
 
 それにくくり罠は大きな猪が掛かると、踏み台の部分は土に埋まって見つけるのが困難で、一定のロスは割り切ってすぐさま補給する事が重要です。そんな訳でよく獲る猟師の人は括り罠を自作する方が多いと思います。
  
 今回の罠は、県の指定鳥獣駆除事業があると聞かされて、罠の数を法定制限の30個まで増やそうと始めたのですが、豚コレラ騒動で中止となって罠作りも無駄になりました。
 来年の今頃迄に仕上げれば良いと思うけれど、来年を約束できない歳になってしまった(^_^)
 
 三重県は豚コレラによる猪の死骸が6月のいなべ市4頭から増えず、その後陽性反応猪も見つかっていない事から、林道や養豚場につながる道の石灰散布個所を減らすとかの報道を見たが、それより伝染経路としての根拠が薄い、狩猟禁止はそのままなのか? 県の狩猟者軽視に断固抗議する!!
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悲報

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 ♪もー幾つ寝ると解禁日ー 30日の有害鳥獣駆除の再開を指折り数えて過ごし、間もなくと期待も高まった所で「狩猟禁止(有害駆除)期間が9月6日まで延長されました」との無慈悲なお知らせ。
 
 活動出来るのは7日からって事だが、9月は駆除の最終月なのに20日から26日までは動物愛護週間で出来ないから今年の猟は残り17日間しかない事になる。
 
 どうせワクチン埋設作業が遅れたのだろうが、それにしても猟師が山に入ると豚コレラウイルスが拡散するからと11月からの狩猟禁止は納得しがたい。
 
 四日市以南では陽性反応が出ていないのに鈴鹿や亀山まで禁止するのは猟師やジビエ・ペットフード業者の生活権を全く配慮していないと言う事になる。アメリカなら全米ライフル協会が許さないだろうに(^_^)
 
 ま、しかたが無いからやはり畑を耕すしかありません。写真は咲き始めたバタフライピーの花で、沢山植えたので何か活かせないかと思う。色々と薬草を栽培しているが、栽培するだけで終わっているから、猟の出来ない今年は薬草の活用に力を入れたいと考えている。豚コレラ騒動なんかに負けるかい。

トロロアオイ

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充実した老後を過ごすには、目標を持つ事が如何に重要であるかを痛感しております。狩猟禁止になって、薬草作りに励もうと思ったものの、今の所は身が入らずに腑抜け状態(^_^)  
 
 やはり畑仕事は鹿やイノシシ達と文字通りの命を懸けた戦いに比べると刺激が希薄であり、これが日常であると自分に言い聞かせても気は晴れずに、今日も今日とて何をするでもなくパソコンの前に座って漫然とインターネットを見るだけ。気持ちを切り替えるのには少し時間が掛かりそうだ。
 
 写真は何かネタは無いかと庭を見回すと、プランターに種を播いたまま、畑に移植もされず密植状態だが乾燥には強く、肥料を与えられなかったので背は低いが、それでも花を付けていたトロロアオイ。
 
 和紙を漉くネリとして有名で、栃木県の5戸の農家が全国需要の9割を生産するが、後継者不足で途絶寸前だとニュースになっていた。しかし今は化学製品の合成ネリを使うそうで、値段が安いままだから作る人が減ったのだろうな?
  
 トロロアオイの根は生薬名を黄蜀葵根(おうしょっきこん)と呼び胃炎や胃潰瘍などに使うそうだ。
 現在では薬より食用花、エディブル・フラワーとして有名で、蕾をサラダや天ぷらにすると美味しいのだそうである。
 
 という訳で、蕾のガクを取って水洗いし、ドレッシングを掛けて食べてみた(^_^)  
 見た目は色が薄いので緑の葉物野菜と付け合せると映えると思う。食感はネバネバと言う程ではなくモッチリ感があり、サラダとしては「オヤッ?」と思わせるのではないだろうか? 味は・・ドレッシングの味で、それ程クセが無い。
*CommentList

狩猟禁止を嘆く

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 NHKで三重県北部は今期の狩猟は禁止されると報道されていたとの話を聞き、鈴鹿・亀山以北の令和元年度狩猟について、三重県猟友会に問い合わせをしてみました。
 
 残念ながら当該地域については、県より11月1日から令和2年3月15日まで狩猟禁止命令が出ているとの事。県の猟友会会長は豚コレラと狩猟行動の関係が不明確なまま、狩猟禁止にするのは納得できないと抗議したが決定は覆らなかったそうです。
 
 これは猟友会にとって死活問題になりかねないと思います? 有害鳥獣駆除に参加していないハンターにとって今期は猟が出来ない訳だから、狩猟登録申請も狩猟税の納付も猟友会の会費も全て意味が無く、猟が出来ないのに無駄なお金は払わないと言う人が続出するのではないだろうか?
  
 また、狩猟禁止により、今猟期に1年振りに行われる予定だった県の鹿を対象にした三重県指定管理有害鳥獣捕獲等事業も禁止区域では行われないだろうとの話だが、事情通の話ではこれの報奨金はハンターと事業を請負った県猟とが折半をしているとの事なので、こちらの方も収入が減って県猟友会は大変な状況に追い込まれる事になり、会長が狩猟禁止に強く抗議したのもむべなるかな。
 
 ただ、現時点では有害鳥獣駆除活動は市や町が出しているので、認可期間は有効であり、9月の駆除活動は出来るだろうとの話でした? 他県で既に狩猟禁止になっている地域でも有害鳥獣駆除活動は行われているそうなので、駆除活動を行えるハンターは広く取り込んで、猟友会の会員減や収入減を防ぐ必要があるのではないだろうか?
 
 何度も書くけれど、豚コレラの発生地はポンポンと飛んでおり、生活圏が半径2,3キロ、広くても5キロと言われる猪による伝染とは言い難い。それなのに知事の「対策をやってるアピール」の為に?我々猟師やジビエ・ペットフード業者が苦しむのは納得できないものがある。
 山に猟師が入るから豚コレラが拡散すると言うなら、林業や送電線管理、シキミ採りなど、山へ入る職業は沢山あるのに、猟師だけが山へ入ってはいけないと言うのは理不尽だろう。
 
 員弁で陽性が出た以降は豚コレラに掛かったイノシシは見つかっていない。豚コレラ菌汚染が員弁地域で納まっているのなら、鈴鹿スカイラインを境にしてその南側はむしろ猪を獲って個体を減らす事が、県南部や伊賀地区への拡大を防ぐ事になるのでは無いだろうか?
 
 写真は1昨年に行われた三重県指定管理有害鳥獣捕獲等事業の捕獲状況写真。今年はあると聞いて期待していたのに中止になるとはガッカリである。狩猟禁止になって今年の猟期は何をして過ごせば良いのだろう? もはや既に欝気味である(^_^)

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