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野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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鈴鹿川の血闘

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 鈴鹿川の河原に鹿の足跡が多いとの情報を受け、先日、調査を行いました。
 以前より鈴鹿市国府町の王塚古墳近辺で鹿の被害が多いから鹿を退治して欲しいとの依頼を受けていましたし、その後対岸の市内井尻町からも被害を訴える声を聞いていたのですが、王塚は鈴鹿市であり、井尻を含む鈴鹿川以北は名阪国道までが禁猟区なので手を付けていませんでした。
 
 今年は豚コレラ事件で北勢地区は全面的に狩猟禁止になり、許可を受けた者のみが猪と鹿の有害獣駆除活動が出来る決まりになっています。有害駆除はトランプゲームの切り札みたいな物で、一般の狩猟では禁止されている区域でも捕獲活動が出来る事が多く、当該地区でも罠を掛ける事が可能です。

 そこで調査した結果、王塚古墳周りの獣害は八野の南部丘陵からの襲撃より鈴鹿川から駆け上がって襲う方が多いと判断され、鈴鹿川右岸竹藪にくくり罠の地雷原を敷けば有効であろうと思われました。
  
 しかし、王塚古墳に近い所は鈴鹿市になるので掛ける事が出来ませんし、右岸上流の竹藪は全面的に真新しい竹の伐採跡があるのと、河川敷の一部をモトクロス場にしている事から、人の出入りがそれなりにある様子なので罠の設置は止めました。

 一方の左岸には頻繁な人の出入りを感じられなかったので、1昨日に河原へ2基、竹藪に3基の罠を設置しましました。
 
昨日の見回りには何れの罠にも変化はありませんでしたが、畑で農作業をしているお爺さんに話を聞くと、鹿だけでなく猪の被害が多いとの事です。
 
 明けて今日、自宅から一番近い猟場なので最初に行くと、1枚目の写真の様に畑には真新しい足跡があり、昨夜は集団で近隣を荒らしている様です。「これは掛かっているかもしれない」と罠に近づくと果たして竹林越に獲物の影! 人なら豊満な熟女(^_^)大きな雌鹿が掛かっていました!
  
 先ず2枚目の「止め刺し前状況写真」を撮り、次いで仕留めを行うのですが、武器は鹿を埋設する為の穴を掘る鍬です。昔の百姓一揆では鍬や鋤を武器にしているようですが、鍬の刃ではなく峰の方で脳天を叩くと鹿なら一撃で倒れます。
 
 鍬をを振りかざし「 民に仇成す不逞の輩、天に代わりて成敗す、我が正義の鍬を受けよ、天誅!」と振り下ろすや狙い違わず頭を強打して鹿は横倒しになり、すかさず腰の剣鉈を抜き放って胸に止めの一刺し。
 命を奪うのが手に伝わるこの瞬間が一番嫌ですが、人が狼を滅ぼしたからには狼に代わって誰かが獣の間引きをしなければ自然環境は守れないのです。
 
 お近くの方よりネットを通じて鹿肉が欲しいとの申し出があり、捕獲現場も比較的近かったのですが、今は忙しくて解体している時間がありません。規定通り埋設処分としましたが、自分で解体が出来る方なら差し上げる事ができます。
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