2018.12/06 [Thu]
嬉しい獲物
降りそで降らない空模様に出そびれて重い腰を上げたのは10時過ぎ、並みの猟師なら獲物を持ち帰って来る時間です。軽トラに道具を積み込んでいるとジビエを販売している猟師の某氏がやってきた。
前回獲った猪は彼にお買い上げ頂き、東京へ行ったと聞いていたが、そのお客様から追加注文があったので猪が獲れたら連絡して欲しいとの事であった。そう言われるとこちらも嬉しい物で、気分を良くして山へと出発。
先ずは近場からだが、猪の足跡が沢山あったので罠を6個も掛けたのに、これまでの獲物は狐が掛かっただけの場所。新しい足跡が無いので季節の移ろいと共に行動パターンを変えたのかもしれないので取敢えず2個を撤収した。
次は山際にある茶畑のミミズを狙って出て来る猪を捕まえようと掛けてある罠だが、車を降りると猪が掘り起こした跡と幾つもの足跡があるではないか。期待を持って罠へと近づくが、残念ながら掛けてあった2つの罠に変化はなかった。
谷奥にも罠が1つ掛けてあるので祈る思いで近づくと、山肌が荒れて赤土が剥き出しになっており遠目にも猪が掛かっているのが判る。やったね! 更に近づいて確認するとタテガミを逆立たせた50キロ程の猪が立木にワイヤーを絡ませてもがいているではないか。
直ちに某氏へ電話をすると10分程でやってきて勝負!となったが、やはり槍遣いの感が戻ってないようで仕留めるまでに手数を要した。
某氏の話によると全国的に猪が獲れてない様で、品不足になっているらしい。三重県では産地業者出しがロースで600円/100gだそうであるが、京都では1000円で出回っているそうで(ホントか?)、滋賀の業者が安いと買って行くそうだ。しかし、三重県でも獲れない(^_^)
猪だけでなく、鹿も獲れていないのでペットフード業者からの問い合わせも多いそうである。
畑の冬支度が遅れており狩猟どころでは無いのだが、「頼んだらすぐに獲ってくれるのはさすが、もっと獲って」と煽てられ、すぐにその気になって猟の方に嵌まり込みそう、我ながらバカだね(^_^)
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