野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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マオウ

maou.jpg
ダメモトの秋挿し木第2段だ
今日は春挿しで失敗したマオウである。
何本かあったのだが、販売しても補充ができずに最後の1鉢となってしまった。
これでダメなら組織培養で挑戦する計画。

 マオウは生薬で麻黄と呼ばれ、発汗・鎮咳・利尿に効はあるとされ風邪薬に使われてきたし、今も各種の薬品原料として多用されている。
しかしこれを有名にしたのは明治18年、ドイツ留学から戻った長井長義博士が、マオウからエフェドリンを分離してから。
このエフェドリンの化学構造からβ-フェニル・イソプロピルアミン(ゼドリン)とβ-フェニル・イソプロピル・メチルアミン(ヒロポン)
が作られ、「ヒロポン」は軍需工場で働く労働者や特攻隊の隊員に配られたが、戦後闇市場に流れて、ヒロポン中毒が蔓延した。

 アメリカでは先住民がお茶として飲んでいたが、開拓者がこれを真似てアルコールを禁止されたモルモン教徒が飲むようになったのでモルモンティとも呼ばれている。
食欲を抑えるとの事でエフェドラとしてダイエットに用いられてきたが、死亡事故が起こったので、各国で販売が禁止された。

 日本では栽培や生植物の販売は禁止されていないが、加工品の一般販売は許されない。当然にお茶の販売もダメ。
乾燥地で採取されるので自然破壊を招いており、国産が待たれる薬草の一つでもある。

 今日の百姓一句
秋風を 受けて流すか 支那麻黄


                鈴鹿山麓 自然生村

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