野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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駆除期最後の獲物

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 有害獣駆除は4月1日から9月30日までですが、明日は農作業の日と決めているので、今日を最終日と決めて罠の撤去へ。
 9月も終わりとなると朝の空気は涼やかで、空には雲一つありません。青々とした鈴鹿の山に囲まれて ♪四面山なる 坊がつる・・ 鼻歌を歌いながら桧の疎林を行くと、遠目にも何やら動く気配!
 
 躍る心を抑えてゆっくりと近寄ると50キロ程の猪がワイヤーを曳いて走り回っている。
すぐさま仕留め道具を持ちに戻るが、軽トラは獲物の上にある道路に停めてあるので回収を考えて距離は長くなるが現場の下へと大きく車を迂回させる。
 
下は田圃になっており、離れた畔の草を既に顔なじみになった人が刈払い機で刈っている。田圃を荒らした猪を見せてやろうと、舗装はしてあるが既に車は通れなくなっているきつい登り阪を息を切らせて急いだ。
 
 今回は前足をきっちりと括っており、その端は地中から出ている根に留めてある。猪は常に攻撃をしてくるので槍を構えて近づき、突撃を受けながら絡んでいる桧の更に隣の桧に絡むように誘いの攻撃を繰り返す。
 1枚目の写真で説明すると奥の桧にワイヤーが絡んでいるので、猪の横の桧にも絡ませようと考えたのだ。策は見事に当たり、猪はぐるりとこの桧を回って動きを止めた。
 
 その刹那、エイッと声を発して耳元を狙って槍を繰り出すと、右耳下に深々と刺さり、槍を抜くやドッと血が噴き出す。1撃で勝負あった! 猪はなおも辺りに血をまき散らして動き回るが、頸動脈を刺し切っており出血多量で倒れるはずである。
 槍を杖に見守ると、まもなく猪は倒れて足は小刻みに空を切り断末魔の苦しみに喘いだ。傍らに槍を置き両手を合わせる。

  さて、回収。足に掛かったワイヤーを口に掛け直し、ワイヤーを肩に掛けて元々は畑だった地表を何とか滑らす。端は崖になっており、下に登ってきた道があるのでそこへ引き落とした。

  あとは下りの舗装道なのでそれ程の苦労もなく引き下ろすと、草を刈っていた人が車で休んでみえたので「やっと獲った」と説明して車の入れ替えをお願いし、槍や罠の回収に向かって坂道を登り直す。
  戻るとそこは既に空いていたので軽トラを移動してローラーコンベヤーを使い猪を引揚げ、源流へと走って冷たい清流に沈めた。
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