野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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今日も獲物無し

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 山も立秋をすぎたせいか木立を吹き抜ける風にもどこかに涼しさを感じます。
 シワシワと騒々しく泣いていた蝉も、気が付くとカナカナと哀調を帯びたヒグラシの声が山を包み、樹林を抜けて道に出ると陽は既に傾いて、山の端を影で際立たせている。
 獲物を得ないまま家に帰る猟師は虚しい(^_^)
 
 うーん、獲れません。お盆休みの世間に背き、今日も罠を見回りますが、月も半ばと言うのに未だ猪が1匹だけ、8月は少ないだろうとの悪い予想が当たって、ちょいと焦り気味。
 そんな気分を反映してか、空弾きだけで今日も罠に獲物の影はありません。

 微妙な季節の変化で、獣たちの行動範囲が変わったのかもしれない。それを確かめようと山野をやたら歩きまわっていますが、期待できる獣道を見つける事ができません。

 農道脇に猪の跡はいくつもあり、農家の方もその近くに罠を掛けろと言われますが、平場への出口に罠を掛けても滅多に掛かりません。次にそこを通るのはいつか判らないし、もう通らないかもしれないのです。
 括り罠は目に付きやすい出口ではなく、テリトリーの順回路に掛けるのですが、その順回路も結構変わりますし、一度獲物が掛かるとそこは荒れるのでもう通らなくなり、何匹もその辺りで捕まえるとその近辺に獲物は近づかなくなります。

 環境省が尾瀬で行った鹿の駆除では括り罠の場合、獲れる罠は設置してほぼ8日までに獲れ、20日を過ぎて獲れるものもあるが、獲れる罠の殆どは4,5日で掛かったそうです。
 そして設置する罠の絶対数より管理が大切で、こまめに見回って掛からない罠の掛け替えをするのが効果を生むそうな。

 当たり前の話ですが、獲物が現在使っている獣道に罠を掛けるのがコツであり、その為には掛けた罠を見回るだけでなく、猟場全体を歩いて獣道の変化を見る必要があります。

 そんな訳で3基の罠の見回りなのに、毎日の様に罠を掛け替へてはあちこちと山を見回るので疲れます。獲物が無いと余計に疲れる(^_^)
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