野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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雨中の血戦

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 やはり降ってきたか
朝から降ったり止んだりの空模様だったが、雨が止んでいる間に仕留めようと棚田の跡に桧が植えられた所を登っていると辺りが暗くなり、大粒の雨が落ちてきた。
 
 昨日、罠に小型の猪が掛かっているのを見つけたのだが、仕留めの得物は山芋堀と剣鉈しかなかった。20センチ程の木が疎らにあるだけでワイヤーが絡みつく物が無く、猪は直径7~8mの範囲を自由に走り回っており、小型とは言え1m50の山芋堀で相手をするのはちょいと怖い(^_^)
 
 しからば槍をと自宅へ戻る途中、実家近くで市内一斉の道路掃除を終えた故郷の人たちが休んでいた。脇でスピードを緩めるとその中にいた従弟が「獲れたか?」と聞くので「小さいけど猪がかかっている」と答えると「くれ」と言ったのは良いのだが「今は酒を飲んでいるので明日の朝来てくれ」との話である。
 
 そんな訳で仕留めは今日となったのだが、あまり置いておくと死んだり逃げられたりするので悪天候を突いての出撃となった。

 現場に着くと猪の姿はなく、一瞬「逃げられたか!」と思ってが、ワイヤーがピンと張っていたので「おるぞ、気いつけ」と言うも間もなく笹薮から猪が突進してきた。
 突撃を受けて、ワイヤーが一杯に張った所へ槍を繰り出す。左胸を深く抉ると敵は一旦下がったが、更に突撃してきたので、槍を出して迎えると狙いが外れて背骨の上を刺して先は向こう側まで突き抜けた。
 猪が体を振ると、装着用の穴に細い針金を通して手で一ひねりしただけの槍先が槍の柄から外れて猪に刺さったままとなってしまい、小型だと敵を舐めた報いである。
 
 ままよと、そのまま槍の柄で頭を1発、そして2発と叩いたところで突然に猪が倒れたので、すかさず頭を踏みつけて剣鉈を胸深く刺し込み、それを抜くや槍で肺を突いていたのか、泡だった血がドッと噴き出て雨と泥の地面に広がった。槍の柄で頭を叩いたくらいで猪が簡単に倒れるはずは無いので、槍で致命傷を受けており、出血多量で動けなくなったのだろう。

 2枚目の写真は昨日現場近くで撮った写真である。その2日前に道路脇でお婆さんが5~6歳の男の子と花火をして遊んでいた。どうしてこんなに家から離れた所で花火をしているのだろうと思ったが、昨日その下の田を見て理由が判明。電気柵で囲ってある田圃へ猪に入られた為に、花火の音や光で近くの山に潜む猪を追い払おうとしていたようで、よく見ると道路脇のあちこちに花火の殻が立っているではないか。田圃脇でロケット花火の滓が落ちているのを目にしたり、時々パンと乾いた音を断続的に聞くけれど、花火で獣を追っているいようだ。

 まだ稲が実のっていないので猪や鹿は田圃に入っても踏み荒らすだけだが、あと10日もすると歯で穂をしごいて一面の稲を食い尽くしてしまう。今回猪を獲った所は、従弟が水路の見回りで足跡をよく見かけるから罠を掛けよと言ったのだが、地元の情報をよく聞き成果を上げて行こうと思う。
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