野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

Entries

夏も近づき鹿は来ぬ

今日は昼から雨との天気予報だったので罠の見回りに行きました。
 今期は短い日にちで罠を移動する事で成果に結びついている為に、掛からなかった罠を雨の前に別の場所へ掛け替へたいからですね。次の場所に罠を掛けて雨が降ると、掛けた人の臭いや、土を掘り返す事で変わった獣道の臭いや様子の変化を水に流してくれるので(^_^)、雨上がりに動き出した獲物が掛かり易くなります。
 
 猟場への近道に茶畑を抜けると、新茶の芽が立っている! 八十八夜から丁度一週間だけれど、今年は茶摘みも遅れているのかな?  写真外にも広く茶畑が広がっているのですが、ここは元国有地を地元農家達が陳情して払い下げを受け、県の事業で開墾整備をした所でして、美しい茶畑には税金の塊で作られた影があるのです^_^;
tyabatake23 (1)

 その西側の畜産団地や茶業試験所も恐らく同じ様に国有地を払い下げられたのではないでしょうか? と言うのもその更に西が「みどろ国有林」なのです。住山の北側に国有林が広がっている事は、地元の年寄りでなければ猟師ぐらいしか知らないでしょう? 国有林は許可を受けないと狩猟が出来ないので、猟師は仲間から勝手に入っちゃいけないと教えられます。
 
 そんな間を流れる小川の脇に罠を一つ掛けてみたのですがカスリもしないので、ただちに山へ戻すことにしました。
 括り罠の場合、掛かる罠は1週間もあれば掛かるので、空ハジキも無ければ次から次と違う場所へ掛け替えるのが今期の作戦です。
fujiutugi.jpg

 山へ向かうと、谷の入り口に藤が一面に花を着けて奇麗! その右下の白い花はウツギだと思います? この木は「溲疏 そうじょ」なる生薬名を持ち、葉や実を乾燥して煎じて飲むと利尿作用やむくみを解消するそうです。むしろ「卯の花」の名で知られていますが、昔の人は薬にもなるから垣根として植えたのかも知れないですね?
sika59.jpg
 
 そして猟場へ着くと、小ぶりなメス鹿が掛かっていました。木に絡んで身動き出来ない状態になっており、残念ながら既に事切れておりましたので写真撮影をしたあと丁寧に弔い、鹿の冥福と山の神へのお礼を祈りましたナムナム。
 山の神は仏教じゃないから南無阿弥陀仏はダメだろうって? 良いんです 神仏習合こそが日本の伝統的宗教感なのですね。
 
 自然の全てを神の所業とする日本人は自然のそれぞれに神を作り上げ、仏教もその一つとして同化し、今はキリストも仲間に入れて生誕日をお祝いします(^_^)
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

野梵

Author:野梵
ようこそ!自然生村のオヤジのブログへ
ホームページはじねんファーム(http://zinen.web.fc2.com/)
リンク欄をクリックして下さい

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最新記事

フリーエリア

最新トラックバック

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR