野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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小さいながら久々の獲物

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 鈴鹿の山に雨も雪も降った
しかし、ここしばらく全く獲物が掛からない
獲物の足跡が無いし、ヌタバを見ても猪がヌタを打った形跡が見当たらない

先日、某氏を訪ねたのだが、やはり獲れないとの事だ
彼が言うには会長グループのハンターが大人数で何度も巻狩りをし、根こそぎ獲ったので居なくなっているとの事である
終末に罠を見回ると、鈴鹿ナンバーの中に名古屋ナンバーや三重ナンバーを含む多くのハンターに出くわすので、彼らのオコボレを狙うしか無いようだ

銃猟が出来ない場所もあるのだが、そんな所は縄張化しており、新参者の入り込む余地は無い。もちろん法律的には無問題なのだが掛けたところで罠を盗まれるのが関の山だろう

そんな訳で、今日も諦め半分期待半分で罠を見回る
やはり何れの罠にも獲物の影はなく、正月前に何とか1頭をと、祈りにも似た思いで最奥の猟場を見回ると、イター!!
最後から2つ目の罠で小型ながら猪が走り回っている。

既に途中で槍の穂先と剣鉈を車に積み忘れているのに気づいていた
小さいから山芋堀で頭を叩いて気絶させ、骨スキ包丁で止めを刺すか?
しかし、罠の周りには灌木があり、上手く頭を叩けるとは限らない
小型でも猪であり、何かの拍子で罠が抜けたら反撃を食う恐れがある
1.5mの山芋堀で頭を叩こうとすると走り回る猪に1mの距離まで近づいて振り下ろす必要があり、結構怖い(^_^)
丁度昼時でもあり、腹が減っては戦は出来ぬ、無理攻めをするより先ずは腹ごしらえと一旦帰る事にした。

自宅に戻り、昼食を終えて再度の出陣
現場へ戻ると静かなので一瞬「逃げたか!」と思ったが、更に罠へ近付くとバッと猪が飛び出して来た。オウオウ、なりは小さくともさすがは猪、近付けば突撃の歓迎をしてくれる。

慎重に槍を構へ、耳の後ろを狙ってヤッとばかりに槍を繰り出すと、僅かに逸れたが深々と首に刺さり、辺りへ鮮血を撒き散らした
それでも、猪は激しく動き回って、こちらへの突撃を繰り返す。

猪が逃げようとして背を向けても余程の事が無い限り前へは進まない。猪の攻撃でワイヤーがこちらに伸び切った所を前から刺す、アウトレンジ攻撃に徹するのだ。
何度か突撃に合わせて槍を繰り出し、既に猪は血に染まっているが、抵抗の姿勢は止めない。
刺し所が悪いのだろうが、小さいながら天晴な奴だ。

出血で弱るのを待とうとすると、突然に猪はワイヤーを木に絡ませて動きが取れなくなったではないか
すぐさま槍を放り投げ、猪の頭を足裏で蹴とばして横倒しにし、すかさず顔を踏みつけて剣鉈を喉元深く刺し込む
ビギャー! 猪は断末魔の叫びを上げ、剣鉈を抜くと同時に血が迸った。

正月前に大物を仕留める夢は破れたが、それでも獲物を得た幸せを山の神に感謝し、山を下る。未だ2日あるぞ(^_^)
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