野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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期待通り

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 昨夜は鈴鹿の山に雨が降った。罠の見回りを3日開けていたので、期待を膨らませ、槍と剣鉈の武器だけでなく、軽トラの荷台にはチェーンブロックにロープと滑車も積んでイザ出陣。

 最初の猟場では罠になんの変かも無い。車に戻った所へジビエ亀山さんが通りがかり立話となった。猟師としてはまだまだ駆け出しなので、先輩猟師から聞く話は為になる事が多い。特に獣肉の販売をして見える事から、普通の猟師と違って市場について詳しい。
 話を聞いて驚いたのは、猪は大阪では不足しているが、全国的には余り気味であるのに対し、処理に困っているだろうと思っていた鹿が市場では不足しているのだそうである。恐らく、各地で獣害駆除の促進と地域おこしの一環としてジビエ料理の普及が進んだからだろう?
 実は私も鹿肉のジンギスカンが静かなブームになっているのをネットで知り、ジンギスカン鍋を注文して明日は届くはずなのだが(^_^)やはり実際に鹿肉が動いているようである。
 
 分れたあと、先日「ここでも鹿か」と嘆いた猟場へ行くと、遠目にも大きなクレーターが出来ているではないか、今度こそ猪だ!
 慎重に近づくと、少し小振りの猪が穴の底に蹲っていた。更に近付くと、写真では判りにくいかもしれないが「寄らば咬むぞ!」と枝を咥えて威嚇しているのでメスだと判る。木にワイヤーが絡んでこの穴の中しか動けない。1の槍は外したが3突き目で心臓を突いたようで、穴の底は血の池となった。

 そのあと2か所に獲物の影は無かったが、最後の最後に、篠竹の繁みで何か動いている、鹿か?
近寄ると、辺りに赤土が飛び散っているので猪に違いない。繁みを透かして見ると先程と同じぐらいの猪がワイヤーを竹に絡ませてこちらを睨んでいる。

 獣道の両側は篠竹が茂ってトンネルの様な場所なので、もし猪の罠が外れた時に自分が逃げる事も考えて、剣鉈を抜き邪魔になる小木を切り倒して足場を広げる。敵はあまり動き回れないようなので慎重に首元を狙って槍を一突き「ブギャー」と悲鳴と共に前へ飛んでバタリと倒れ、大きく足を震わせた。

山賊の調理場へ獲物を運び、内臓を抜いたあと、手を浸けるのも辛い程冷たい清流の底に沈める。
解体は明日だ。
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