野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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亥の胆

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 今日は先日取った猪を発送しましたが、小振りだった為に目方が少なく、保存してあった肉を加えました。人間様が食べる脂ののったロースも犬用としてキロ500円になってしまいカワイソス(^_^;
 
 そして、今回は初めて猪の胆に挑戦してみました。熊の胆には及びませんが、昔から結構使われていたそうですね。熊の胆と同じで胆嚢に入ったまま胆汁を乾燥したもので、それを米粒ぐらいの大きさに削って飲むのですがメチャクチャ苦いそうです(^_^;
 
 前に書いた老舗漢方薬会社から薬草の問い合わせがあった折に、今は狩猟で忙しいと返答すると、それじゃ熊の胆は無いかと聞かれました。もちろんある訳がありませんが、東北で狩猟をしているネット仲間に聞くと、やはり現地の猟師の間でも熊の胆が不足しているのだそうです。
 
 問い合わせのあった会社のホームページを見ると国産熊の胆は1g当たり12,000円でした。マタギは熊の胆を金より高く売って良い稼ぎになると言われていましたが、今日の金相場は1g当たり4,696 円、今も小売価格なら金よりずっと高いのだ(^_^)
 
 で、今も昔も悪い奴はいるもので、猪の胆を熊の胆として売っているやつらがおり、猪の事を昔はヤマシシと呼んでいたのですが、今も不良?仲間では言葉の前後を反転して使う例が良くあるように、悪い奴らはシシのイをイノシシと呼んでいて、それが一般化してヤマジシをイノシシと呼ぶ様になったとの説もあります?
 
 今は高すぎて熊の胆は使えなくなったので、昔と同じ名前で売られている薬でも牛の胆や豚の胆に替えて作られているのだそうですね? 成分合成もされているそうなので、動物の胆嚢を使っている分まだ良心的なのかもしれない(^_^)
 
 製造方法は肝臓から胆嚢を切り離し、胆汁が零れないように紐で括り、囲炉裏の上に吊るして乾燥させるのですが、少し乾いたら杉の板に挟んでひらぺったく乾燥させたのだそうですね。
 
 うちには当然に囲炉裏なんぞありませんから軒下にでも吊るして置こうと思います。とても苦いのですが、苦味胃腸薬や肝臓に良いとかでお酒のみにには最適の薬です(^_^)
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