野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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芍薬無事

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 昨日、今日と寒さにめげず畑で草取りをしています。しかし家を出るのが遅いので全く捗らない(^_^)
この季節は狩猟モードなので、薬草の方は開店休業状態ですが、珍しく2件も芍薬の問い合わせがありました。ホームページでは販売しておりませんが、ネットで探していて薬草ならと言う事でうちにお問い合わせを頂いたのでしょう?

 芍薬は当帰芍薬散や四物湯、当帰湯など女性病に良く使われる当帰と一緒に調剤される事が多いので、近ごろは当帰の栽培が盛んになっているので、当然にその次は芍薬をと言う事で問い合わせが重なったのでしょか?

 この芍薬、実は甘草に次いで輸入量が多いのです。甘草や麻黄と違って日本の気候風土でも普通に栽培できる為に、需要が増した1970年代後半から国内での芍薬栽培は増加して95年には585.4tまで増えましたが、2000年頃から生産量が減少し、2010年の生産量はピーク時の1割以下の43.9tまで激減しました。安い中国産からの輸入品に国産品が駆逐されたわけです。
 
 中国からの輸入途絶に備えて国内での増産が求められていますが、問題もあって薬用に使う芍薬は寒冷地を好む為に、かっては吉野が主産地でしたが、地球温暖化で富山に移り、今は更に北海道へと追い立てられています。
  
 ボタンは花王と呼ばれ、芍薬はそれに次ぐ花宰相と呼ばれる程に花が艶やかなので、うちも薬草園の彩にしようと昨年に250本程を植え付けました。芍薬は種からでも増やせますが、開花まで8年程掛るので、一般的には株分けで繁殖させます。4年間栽培して根を掘り上げ、薬用に使う根茎を切った残りの株を分割して畑に植え直し、更に4年栽培するを繰り返す訳ですね。
 但し、根を使う殆どの薬草はそれを肥大させる為に花を咲かさせないようにしますが、芍薬も花軸を切ります。これじゃ宰相じゃなくて宦官だ(^_^)
 
 古くから奈良県で栽培されていた和芍薬のボンテン種と洋芍薬が植えてあるのですが、ボンテンは暑さに弱いようで、昨夏に多くが枯れてしまいました。
 芍薬の問い合わせがあったのを機会にどれ程残っているかを調べたら、土の中で殆どが芽を付けていた\(^_^)/ しかし根は肥大していませんから安心はできません。
 洋芍薬の方は順調に大きくなっているので、今年は花を見れそうです。数年後には芍薬の名所になる事を狙っていますが、果たして叶うかな?
 写真は将来の「芍薬の径」(^_^) 左が赤い洋芍1列、右が白い和芍2列。更にその外側は地黄で、一番外がレモングラス。
 
 次の写真は今日の表通り。平日ですが、通りに面した家々にお雛様が飾ってあり、自由に見れるので観光客もそれなりにあります。最後の写真はその一例ですが、2月28日は関宿ひな祭り市で、この街道全部がフリーマーケットになります。
 この「旅館」と看板が掛っている所の裏が借りている畑の中心地で、真中に選挙ポスターが貼ってある所に狭い路地があり、そこから裏へと通り抜けられます。
 当日も畑で野良仕事をしていますが、例の金の茶釜ならぬ真鍮の茶釜でお湯を沸かし、免疫力を高める^_^; トゥルシー茶の味見をして頂きますので、暇な方は寄って下さい。
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