野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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山人の日

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 今日は朝から石水渓の東で上田さんの伐採のお手伝い。
 松くい虫に食われたようで、枝先に少し枯れが見える赤松の巨木を伐採し、56歳で早期退職をされ、神去り村(^_^)で陶芸活動をされてみえる方の登り窯の燃料にしようと言うのだ。

 今日も私はロープの引っ張り役であるが、脇役を嘗めたらアカンよ、巨木を引き倒す役だから、伐採経験と何より度胸がいる。自分の方へ引き倒す訳だが、ロープの長さウインチの支点にできる木の位置から、倒木の到達範囲で引っ張る事も多い。
 目測では到達するかしないか怪しい距離からギコギコとマーベルプラロック (MPR-3000)で引っ張ります。私は大きな猪を引っ張る為に(^_^)MPR-1000を持っていますが、上田さんも私と同じく、東京から吉野の林業組合の作業員として就職し、ネット活動で林業に関心を持つ人には知られている出木杉さんのブログを見て購入されたと聞いて笑いました。

 上田さんがチェンソーで追口を切り始めると、木がチェンソー側に傾いてバーが食われないように、必死でプラロックを引きます。まもなくバチンと言う音でツルが切れた事が判ると更に急いでロープを巻ますが、面倒なのでロープ両手に持って揺するとメリメリと倒れてきました。私はこの一瞬が一番好きで(^_^)前もって逃げる方向を決めてあるので斜め上に逃げます。ゆっくりと巨木が自分に迫ってきて、そこを逃げた後にバッシーンと大地を揺るがして倒れる様はいつ見ても気持ちが良いですね。遊園地でお金を払って乗物に乗らなくても、林業では無料で本物のスリルが味わえます(^_^;

 写真は胸の位置で伐採したので、株を切り戻す上田さんと、それを見守る陶芸家の方です。68歳と70歳の老々コンビで丸太をトラックに積みましたが、2歳の若さを実感(^_^)

 その後、薬草畑で客人と会い喫茶店に場所を移して2時間近く粘り(^_^)、戻って罠を見回ると、ニゴリ池の近くの罠に大きなメス鹿が掛っていました! 残念ながら既に死んでいたので、そこは車が通る場所に近い為に、重いので苦労して軽トラに載せ山の奥まで運んで埋葬しました。
 
 1日置いただけなのに、写真でも判る様にワイヤーが木に絡んで身動きが出来なくなると、猪でも鹿でも太った大物程あっさりと死んでしまいます。それに対して、ワイヤーが木に絡まずに自由に動き回れ、傍に餌になる枝のある雌鹿さんは今日も元気に跳ね回っていました(^_^)罠に掛ったままの放置は動物虐待だとの非難を受けそうですが、可哀想であっても、人間を含めて動物は、如何に自由に動き回れる事が重要であるかを知る。
 野人、野山を行くの一日でした。
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