野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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戦果あり

inonoooi (2)
inonoooi (1)
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昇る朝日を背に、今日も暁の出撃(^_^;
♪母艦よさらば 撃滅の 翼に映える あかね雲(「穂高よさらば」の元歌)
 軽トラは勇躍して山へ西へと進む

 先ずは昨日修理した罠2基を解禁以来、未だ空撃ちすらしていない罠の近くへ設置。鹿の少ない集落近くまで戦線を後退する事にしたのだ。もちろん猪の獲れる確率も少なくなるが、鹿の埋葬が続くのには正直消耗しているので、集落の近くなら捕獲率は下がるが駆除の効果は高いだろうとの考えからである。

 里近くにある幾つかの罠に変化は無かったが、山の入口の罠が一つ空撃ちをしており、雨が近づき気圧の変化を感じた動物達が動きだしたらしい。新しい足跡が幾つもあったので4基の罠を設置し、先日は鹿が掛った「必殺の窪地」を期待を込めて覗くと、残念!何も変化無し(^_^)

 その反対側で1基だけ離れて設置してある罠に近付くと雑木が揺れている。獲物だ! 昨年も1昨年も鹿が掛った場所で、近付くとやはり鹿がワイヤーを木に絡ませている。
 
殆ど身動き出来ない鹿の脳天を目がけて山芋堀、罠の設置や仕留めの武器と大活躍なのに、いつまでも山芋堀では可哀想なので甕槌(みかづち=神鳴り)と名付けた(^_^) 得物を大きく振りかざし「ぬしに恨みは無いけれど、増へ過ぎしが仇じゃ、天に代わって成敗する」と振り下ろした。
 
 大きなオス鹿だったので苦労して30m程先にある風倒木が作った地の割れ目へと引きづり、備中鍬で落葉を浚えて穴を更に深くし、死体を落し込んで土を掛け南無阿弥陀仏の念仏を手向けたあと山を拝んで不浄を詫びる。

 更に奥へと進むとイターッ! 大きな猪がワイヤーを引っ張って怒りたくっているではないか。 我家の冷凍庫にはまだ猪肉が一杯詰まっているものの、猪を埋葬するのは勿体ないので、困った時のジビエ亀山さんと言う訳で電話(^_^) 昼過ぎにいつもの場所で合流との約なった。

 腹を満たして再出陣、ジビエ亀山さんを現地へ案内すると、猪は自ら掘った穴の底で動かずに居る。「死んだのかな?」と近寄ろうとするとジビエ亀山さんの「無暗に近づくと危ない」の声も終わらぬ間にバッと猪が突っ込んで来たので慌てて逃げる(^_^)
 
 ジビエ亀山さんは立木に空気銃を添へ膝撃ちで狙いを定めてパシッ! 突撃してきた猪は眉間に銃弾を受けてもんどり打って倒れ、すかさず私は猪の顔を踏みつけて喉元に剣鉈を刺し、今日2度めの血を吸わせる。

 猪は60キロ程の丸々と太った良型のオスで、息を合わせてジビエ亀山さんの軽トラに積み込み、私独りが現場へ残って荒れた猟場を備中鍬で均す。山の神にふたたび血で山を汚した事を詫び、どこかに虚しさを感じながら故郷の山を降りた。
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