野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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初の獲物

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今日も元気に出撃 ♪エンジンの音轟々と 軽トラは行く 山の上 (^_^)
 先ずは作戦域を広める為に新たな罠の設置。10基だった罠に11基を加えて合計21基を据え付け、地域も4か所に増やして猟師が罠の掛けてある山域で巻狩をし、獲物を追い払っても別の山域で狙える体制となりました。

 罠の設置は結構手間取り、陽も傾き掛けた頃より既存罠の点検を始めたが、初っ端の罠で空撃ちをしている! 周りには猪の足跡があり、日曜日に猟犬に追いかけられた獲物が戻ってきたらしい?

 一番下の罠で空撃ちをしているのだから、奥には期待ができるとばかり、抜き足、差し足、忍び足と息を詰めなが次々と罠を見回る。しかし、何れの罠も何の変化も無い。更に一番山奥に掛けてある罠へ行くと、桧の根元に何やら蹲る黒い影が、更に近づくとパッとその影が飛び出した、鹿だ!

 ここは昨年、一昨年とイノシシを掛けた所だけに蹲る影をイノシシと思ったが、残念ながら鹿だった。昨年は3匹だった鹿が、今年は最初から獲れるとは! 他も獲ったのは鹿ばかりのような情報だし、イノシシの領域に鹿が進出してイノシシが減っているのかもしれない。

 ともかく獲物が罠に掛ったからには仕留めなければならない。車に戻って腰に剣鉈を吊るし、罠の穴を掘る道具である鉄の山芋堀を持って現場へと取って返した。
 鹿は動き回るが、ワイヤーが木に絡んでおりそれ程移動は出来ない。未だ若いオス鹿のようで、山芋堀を上段に構えて鹿に迫り、鹿に生まれし定めを恨めと、袋角の間を狙って力一杯振り下ろした! スカッ 山芋は空を切って大地を叩く(^_^;

 やはり今年最初の獲物だけに、鹿に対する恐怖心があって踏み込みが一歩足らなかったようだ。再度山芋堀を上段に構へ、ジリジリと鹿に迫るが鹿も必死で逃げようとする。往生際の悪い奴、成仏しろ!とこちらに向き合った鹿の一瞬を狙い、エィの掛け声と共に脳天へ一撃を喰らわす。今回は狙い違わず手にしっかりと手応を受けると共に、鹿はドウと横倒しになり空に上げた足をピクピクと震わす。

 すかさず剣鉈の鞘を払い、ゴメンと叫んで首にザクリと突き立てた。たちまち切り口から血が噴き出るが、鹿はなおも足を震わせている。また殺生を重ねてしまったと悔いる一瞬だ。

 頭を山の斜面の下にして放血を促すが、未だ僅かに動いている。それも間もなく止んでしばらくすると血の流れも終わったので、鹿を道まで引きずりだす。何とか軽トラに載せたものの、さてこれをどうするか?
 
 イノシシが欲しいと言う人は居るのだが、今のところ鹿の希望者は無い。昨年の3頭は最初だけ解体して、あとの2頭は土葬にしている。無益の殺生をすると非難をする人も居るだろうが、それは鹿が増えすぎて自然の生態系が狂いつつある事を知らない人であろう。昨年も何度か書いた言葉であるが、人間が狼を滅ぼしたのだから、代りの誰かが狼にならなければいけないのだ。イノシシが減ったのかもしれないと書いたが、他の小動物も既に鹿が増えたおかげで減ってしまった。

 トラックの荷台に一応は唐鍬を載せているが、山に鹿一頭を埋める穴を掘るのは重労働である(^_^) ジビエ亀山さんのブログに鹿も引き取ると書いてあったのを思い出し、免許証に挟んであった名刺を取りだして電話をする。ご主人も今は括り罠を設置中との事だったが「商品にはならないのでペットの餌用に内臓を出してあれば1頭千円程で引き取る」との話であった。
 
 狩猟解禁で需給バランスの崩れがあるのかもしれないが、適切に処理した獲物を「商品にならない」と決めつけられて1000円を貰いに行くのは惨めすぎる。自分が処理に困っている物を他人様が喜ぶ訳がないのであり、電話をしたのを悔いながらまた今度と言う事にした(^_^; 

 どうせ内臓を出すのなら、解体の練習を重ねようと言う訳である。解体は職人仕事なので数を熟さないと腕が上がらないから、積極的に解体を経験して腕を上げたいのだ。

 と言う訳で、今は山奥の清流に沈めてある(^_^) 解体して精肉にすれば欲しい人も出てくるんだろう? 背ロースは美味しいよ(^_^) それと、ここの仲間には犬好きの人も多いが、犬のエサにするのに良い方法はないのだろうか?

 希望者は無料で鹿1頭差し上げます(^_^) 今回に限らず獲れたら連絡をしますから予約してください。皮剥と解体は綺麗な滑床の河原で出来ますから、ブロックにして大型の保冷容器で持ち帰るだけ。場所は名阪亀山インターから30分以内。

  今年は鹿が多そうなので、何か良い利用方法があればお教え下さい。
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