野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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狩の下準備

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 又もや山へ穴掘りに行きました。1日掛りで径と長さが共に12センチ程の物をわずか8個埋めてきただけです(^_^) ま、秋の里山ワンディハイキングといった所でしょうか(^_^)

 伊勢平野の最奥に位置する我が故郷は、山の中であっても丘陵に作られた畑や谷間に開かれた田圃を結ぶ道が縦横に走っていた物ですが、それらの田畑が耕作放棄されると共に、道も荒れ果ててしまい、原始の獣道に戻っています。
 
 山に入るにはお約束の鉈を腰に差して行きますが、今回は猟期でないので剣鉈ではなく小型の角鉈です。写真は1970年前後に作られた山とスキーのマークにSports Hatchetと刻印されたエバニューの登山用鉈で、5寸片刃の角鉈ですが、刃裏には樋ではなく▲が並んでいます。ケースも独特の形をしていますが、かってネットでベトナム戦で米軍の制式装備品の鉈として紹介されていた物と全く同じです。

 米軍は刃の薄いオンタリオのミリタリーマチェットをベトナムのジャングル戦で使っていたが、蔓や灌木の繁るジャングルでは役に立たず、休暇で来た日本の土産に鉈を買って個人使用する者が多くなり、やがて制式装備品として土佐の鉈が使われたとされていますが、この鉈は量産体制が出来ていたので当時の米軍にも登山者に使われていたのでしょう。量産品とは言え全鋼ではなく、鋼が鍛接されており良く切れます(^_^)
 
 この鉈は登山でグループの誰かが1丁腰に下げたというところでしょうか? 明大ワンゲルの部歌「なため」や「鉈目」が付く登山会は結構あったものですが、今では登山に鉈を持つ事は無くなりましたね。
  
 かっては山に入る者は女性であっても腰に鉈を下げ、道にはみ出した枝や蔓を切って進み、山道は維持されてきたのですが、山に入る元気な里人が姿を消した今こそ、整備されていない山に入るには鉈が必携でしょう。

 未整備の山で雑木を鉈で切ったからといって文句を言う人は殆どいませんが、桧や杉などの針葉樹を切ってはいけません。桧や杉も判らない人はそもそも山道を外れて山に深く入っていけません(^_^)
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