野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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癌に効いて欲しい

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ネット情報によると、先日、胆管がんで亡くなられた川島なお美さんは抗癌治療を行わずに金の棒で邪気を払っていたとの事ですね?これを叩いたり笑ったりする人が多いのだが、それはむしろ無知ではないのだろうか?
 
 彼女は、開腹しないで腹部に数カ所5~10ミリの穴を開ける「腹腔(ふくくう)鏡手術」を既に受けていたのですよね。 仔細は判らないし、それをとかく言う知識を持ちませんが、胆管(肝外胆管)は肝臓から十二指腸まで胆汁が通る管で、長さは約10~15cm、太さは0.5~1cmだそうです。一般治療としても、この大きさと位置から放射線照射は出来ないでしょうから、後は抗がん剤を投与されて進行や転移の無い事を祈るだけだと思います?
 
 彼女が抗がん剤を飲まず、金の棒でさすった事を笑われているのですが、貴方の左手小指を見てください。胆管はそれより細くて少し長いのですが、癌細胞をその爪と見立ても良いでしょう。貴方の体全体から考えて、何らかの薬を飲んで、その左手小指の爪だけを伸びるのを止める事が簡単に出来るとお思いですか?
 
 今の世の中には確実に効く抗がん剤は存在せず、可能性を期待して使用するのですが、その副作用も大きいのです。死が避けられないものなら、不確実で僅かな余命を伸ばすより、女優として全うする事を選んだ彼女の生き方は、それはそれで清いと思います。
 
 科学には時代と言う限界がある以上、その先に宗教性を求める事を非難したりはしません。但し、人の弱みにつけ込んで、金を捲き上げるのは許せません。彼女が信じたと言う「『ごしんじょう療法』は純金製の棒で、患部や体全体をさすったり、押さえたりするものだそうですが、如何にもインチキ臭いですね? 薬にもプラシーボ効果があるのですから、全否定をする気はありませんが、それに纏わるお金は注視すべきでしょう。

 何故、唐突に川島なお美が出てきたかと言うと先日薬草園に来られた方は、近親者が膵臓がんに掛られたので、ニチニチ草を分けて欲しいとの事だったからです。
 膵臓も胆管と同じく体の奥深い所に位置するので癌の発見が遅れる事が多い臓器ですが、幸いその方は発見が早く、ステージⅡだそうです。しかし、日本膵臓学会の過去20年間の治療成績によるとステージⅡでも5年生存率は44%だそうで、テージⅠですら5年生存率57%と、初期発見効果もあまり無く、極めて悪質な癌のようです。
 膵臓は臓器自体が小さいため、がんが膵臓外に出やすく、周囲のリンパ節や臓器に転移しやすいという特徴もあるのだそうですね。そして手術をするのが難しい上に、術後も再発生や移転率が高く、再発した膵臓がんは基本的に再手術はできないので、緩和ケアや延命治療が中心になるそうです。

 どうしてこの癌に詳しいかと言うと、もう10年近くなるのでしょうか? かってのネット仲間の奥さんがこれを患われた折に関心を持ちました。「抗がん剤で髪の毛の抜けた頭を鬘で隠して買い物に行き、家事もこなしている」等と聞かされましたが、未だ50代半ばでしたから、衰えていく妻の姿を見るのはさぞかし悔しかったろうと思います。

 ニチニチ草をお求めになられた方も同じで「何か自分に出来る事はないか」とのお思いからいらっしゃったのでしょう。
 ニチニチ草は末期癌患者延命の民間薬として利用するものであって、その成分抽出薬は抗がん剤として利用されており、ステージⅡなら受けている治療とバッティングする可能性が高いので、くれぐれもお医者さんと良く相談して利用頂くようにとお願いして、ニチニチ草の葉をお持ち帰り頂きました。
 
 薬草は癌の予防をするものであり、癌になったらお医者さんに任せると言うのが私の信条です(^_^)
 どうしても患者さんの為に何かして上げたいとの思いが強いのなら、膵臓がんだとハンシレンはどうでしょうか?(もちろん利用はお医者さんと相談して)
 今は癌患者へ対して科学治療に加えて、代替治療を施す病院がありますが、ハンシレンを使ってみえる病院が結構あるようで、うちにもそんな病院から「ハンシレンを服用している患者さんに見て貰う」と言う事で、苗の注文を受けた事があります。
 
 個人的にもこれに他の薬草を加えた健康茶を作って毎日飲んでいますが、栽培が簡単で、大量作付もできます。中国産でも500g4000円はしていますから、本気でお使いになられるのなら自分で栽培されるのが良いでしょうね。たまに草を取るだけで良いのですから、都会の方も地方で畑を借りて栽培しても良いし、栽培を委託しても良いのではないでしょうか?

 漢方では徳島大学医学部の池本哲也先生が膵臓がんには『十全大補湯』が良いと研究発表をされたとネットにあります。
 これは黄耆(オウギ)、人参(ニンジン)、桂皮(ケイヒ)、当帰(トウキ)、川きゅう(センキュウ)、芍薬(シャクヤク)、地黄(ジオウ) 、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、甘草(カンゾウ)を調合したものですが、うちには桂皮と茯苓が無い。まあ、他の物も地黄とトウキ、シャクヤク以外は極わずかですが(^_^)
 
 素人考へですが、癌の手術後に民間薬としてあれば良いと考えるのは、癌の再発を防ぐ免疫力を高め、病気と闘う気力を充実させ、体力を付けさせるための胃腸や内臓を強化させる薬草の組み合わせが良い様に思います? 日本で栽培が簡単な薬草の組み合わせで誰か考えてくれないかなあ(^_^)
 
 写真は春のハンシレン畑とそれから作ったハンシレン茶。少し焙煎して匂いを良くしてあります。
 これにアシュワガンダと地黄を加えへ、トゥルーシーで香りを付け、ステビアで甘くし、煎器に入れて1時間煎じた物を飲んでいます。これに肝臓に良い物と芳香性胃腸薬になる薬草を加えたく、只今栽培中。

 かなり怪しげな組み合わせだが、川島なお美様御用達だった金の棒よりは効くと思う?
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