野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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忘れ草

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この週末は天気が良かったのに、土曜日に川畑の草刈りをしただけで、殆ど部屋に引き籠っていた。問題だらけの体ではあるが、取りたてて痛んだり怠いとの事は無いのに、行動を起こそうとする意欲が高まらないのだ。
 やらなければならない事柄は沢山あるのに、何も手を付けないまま放置している。任務遂行の脅迫観念に苛まれる一方、体がそれを求めているのだろうから、明日やれる事は明日に延ばせば良いとの思いが強くなり、結局は殆ど部屋からは出ないでデイスプレーを相手にたわいも無い事を検索したりなどして日を過ごしてしまった。
さすがに「ヤバイんでないの?」と感じたので「老人性鬱病の自己チェック」をしたら、回答は「ほとんど問題ありません!」(^_^)
 何事もおっくうになっていく事こそが「老い」の現象なのだろうから、これを受容していくしかないようだ。

 写真は、夏前から咲き始め、今も花を付けている「ニッコウキスゲ」と信じていた花だが、名前については自信を無くした(^_^) 交雑が多い花だそうだから名前に拘る事もあるまい、美しければそれで良し。別名ヒメカンゾウと言うそうで、傍に植えてあるヤブカンゾウは柄も大きく花も派手だが花期はずっと短い。それなりに美しい花を長く咲き続けてくれるので、今年は株分けして一杯増やそうと思う。

 正確な花の名前は判らないがユリ科ワスレグサ属である事は間違い無い。万葉集を始めとして古歌に多い忘れ草はヤブカンゾウの事らしいが、ヤブカンゾウは道端や畑の脇で良く見掛けるものの、昔々に中国から持ち込まれて野生化したとの事。
 花名の由来は中国南朝、梁の昭明太子によって編纂された詩文集の文選(もんぜん)巻五十三の養生論にある「萱草忘憂」から来ているそうで、憂いを忘れるとして、カンゾウやスゲの蕾を干した物を金針菜と呼び、漢方では不眠症、鬱症、自律神経失調症、貧血、健脳等に効くとされ薬膳料理に良く利用される。(今年、スーパーで見た台湾産の生金糸菜はどうみても百合の蕾だった。まあワスレグサはユリ科なので良いのか^_^)
 不眠と言う程ではないものの、無気力な今の私には良さそうだが、健気に咲き続けている花を食べるのはしのびない。やはり栽培を増やして来年に食べよう(^_^)

 倍賞千恵子の歌で有名になった「忘れな草」と紛らわしいが、あちらはムラサキ科ワスレナグサ属の花と言う。これは「forget me not」を直訳した花名だそうで、何故「don’t forget me」でないのかについては悲しい物語があるが、詳しくは忘れた(^_^;
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