野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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団塊の秋

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今日は雨と言う事で、外には出ずに終日読書
遅ればせながら堺屋太一の『団塊の秋』を読みました。
1971年に海外ツアーに参加した人達=団塊世代がその後も時々会い、それぞれのその後から2028年までの人生を、日本経済を背景として書かれた小説ですが、これは酷過ぎる、詐欺レベルだな。ため置いた新聞の切り抜き帳をパラパラっと読んでは、何人かの人生を典型化し「一丁出来上がりー」って感じ。将来については新たな予測や提言は全く無いと言って良い。

 小説では円安と物価高騰に苦しみ、中国や韓国に迎合する将来の社会が描かれているけれども、日本と同じで資源が無く加工貿易で成り立ちながら、人口もより少ない韓国は、少子高齢化による社会的停滞は更に激しいはずだと思うのだが、2年前に書かれた小説なので当時のサムスンや現代自動車の躍進に目が眩んでいるようだ。
 十数年後に成功しているのは、発電と送電の分離がなりスマートグリッドの活用による太陽光発電だが、リアル世界では既に乱立して破綻の兆しさえ見えており、この人が如何に将来を見通す力が無いかが良く判る。小渕・森内閣で経済企画庁長官だった訳だが「失われた20年」も当然か(^_^;
 
 唯一賛同したのは、インフレによる年金の目減対策としてはお金ではなく、老人に月10万円を稼げる仕事を与えよとの件である。小説では議論の中での1意見として書かれているだけで掘り下げた話は無いが、私は10万円とは言わない、月に5万円の収入を得る仕事を老人で分かち合う社会を作るべきだと以前から考えていた。

 労働人口の減少に伴いGNPの減少は避けられないが、移民問題は置くとすると、それを補うのは女性と老人の活用化しかないと思う。女性の社会進出は進んでいるが、増え続ける老人の方はそれに比べると遅れているだろう。
 体力も経験もある老人をブラブラさせておくのは社会的損失だ(^_^;  生産の3原則は土地と労働と資本であるが、元気な老人は有り余り、遊休農地を始めとして、住宅や学校など様々な空間が空いてきている。足らないのは資本であるが、この資本も安心な投資先が無くて低金利に喘いでるではないか。無いのはそれを結び付ける知恵だけ(^_^) 全国の団塊同志諸君 知恵をだせ!
 
 写真は濡れなずむ百日紅 花は盛んに見えるが残された日にちは多く無い 
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