野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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猟友会総会

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 昨日は、我が故郷のお寺で鳥獣慰霊祭と猟友会の総会がありました。いつの頃からか、副会長で今期から会長になった小中高と同級生が仕切る様になっているようで、例年お馴染のお寺で行われ、寺の下の道路脇には鳥獣慰霊碑が立っています。
 彼は父親が創業した地場産業の美術ローソク会社を引き継ぎ、今はそれも息子に譲って猟友会活動に身を入れており、猟友会役員会も彼の会社の食堂でやっているとか。子供の頃からガキ大将でした(^_^)
 
 長年会長を務めていた印鑑屋さんが体調を崩されたので役員の交代があり、少しは開かれた組織になりそうです? 副会長は2人で、昇格した一人は猟友会としては比較的若手であり組織の若返りを期待されての人選です。もう一人の副会長は留任ですが、こちらは関地区を代表しており、関地区は猟師のグループ毎の仲が悪いそうで、教育長も務めた元町職員の経歴からのまとめ役として推されています。こちらは高大の先輩になり、妹さんは高校の同級生で知り合いでした。田舎の人間関係は狭いですね(^_^)

 今回の総会は会長が交代した事からか?少しは総会らしい雰囲気がりました。会員数は収支決算書から推定で62名、総会参加者は活動報告書から昨年は38名との事であり、今年もそのぐらいの方が見えました。

 亀山猟友会の予算総額は679万円で、そのうち443万円が亀山市から支払われる有害駆除費です。猟師の納める会費総額は50万弱ですから、殆ど税金で営まれていると言っても大きな間違いではありません。そしてこれらの金の一部は県猟友会から全国組織へと吸い上げられて政治資金や上部役員の手当になって消えていきます。

 私は8000円の会費を納めても、一円の見返りもありませんが、決算書から類推すると有害駆除に関わる人達にはそれなりの見返りがあるようです? 総会の半数は私よりお歳ではないかと思われましたが? これも個人の駆除成果には関係無く、日当として有害駆除費が支払われるので、毎年数万円は掛る狩猟費用が賄える為に、お歳にも関わらず継続されているのでしょう(^_^)

 関からの副会長さんに、関で薬草園を始めたとの報告がてらに話を聞くと、山の方では鹿が増えて、めっきり猪が少なくなったとの事です。私が今季の猟果は猪9頭、鹿3頭で、獲れすぎて処分に困って途中で止めたと言うと驚いてみえました。私も感じているのですが、どうも、猪と鹿は棲み分けているようです? 鹿が増えすぎて猪の食べる分まで食害するので、猪は里へ里へと移動しているのではないでしょうか?

 シイタケ栽培の被害を防ぐ為に猿を追い払っているうちに、今や家業をそっちのけで猿の追い掛けボランティアに嵌ってしまい家族不和を噂されてしまった男性(^_^)も参加していました。猿の被害は激しいのですが、捕まえるの難しいですね。あちこちに税金で設置した大きなサル檻罠がありますが、入っているのを見た事がありません。その猿檻を見回る管理費として68.5万円が支出されているのです! 多額の公金が支払われているのですから、成果主義を取り入れて効果を上げて欲しい物です。

 基本的に檻罠は機動性が無い為に、対象獣の学習ですぐに有効性が失われてしまうコスパの悪い罠猟です。猿にはトラバサミが有効でしたが禁止されてしまいました。これだけ科学が発達しているのに、日本の農村は猿に蹂躙されている(^_^) だれか安くて効果のある猿罠を考えてください。

 雨で野良仕事が出来ずにヨタ話を書いていますが、写真2枚目は先輩猟師から購入した剣鉈。今では剣鉈は猟師の標準装備品のようになっていますが、実はそんなに昔からあった訳ではないのですね。もちろん昔から各地で狩猟用の短刀類は使われてきましたが「剣鉈」と呼ばれる物が普及したのは1982年の映画「ランボー」以降なのです。

 土佐の山林刃物生産地に輸出用にシルヴェスター・スタローンが振り回していた大型ナイフに似せた物の注文があり、大いに売れたそうです。銃刀法の規制で日本ではそのままでは売れませんから、山で枝払いに使う鉈の先が尖った物として「剣鉈」が売り出され、それが人気を呼びました。

 ご覧の様に柄は鉈と同じヘの字型になる作りで口金も同じです。この剣鉈の裏側には鉈と同じ「土佐 高級鋼入 義光特製」の刻印があります。
 しかし、これには一部嘘があり、軽く薄くする為に特別に打ってもらったもので、鋼の割込みではなく全鋼ですね。今は狩猟刀としてはお役御免で、薄くて軽いところから薬草採取の藪漕ぎやスコップに使っています。
 
 狩猟シーズが始まるまで、この鉈を腰に里山を駆け巡って山の幸を得る傍ら、猪の通り道をしっかり調べておこうと思うのだが・・・?
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