野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

Entries

新聞記事

ueki.jpg
 すっかりご無沙汰をしていますが、近頃はそれなりに農へ励んでおります。今日は雨と言う事もあり、休日モードで早くからアルコールとなって杯も重なり今や朦朧状態? お医者さんに酒は止めた方が良いと言われていますが、古川柳に言うように「酒なくてなんの己が桜かな」ですね(^_^) この落語では沢庵漬けを肴に番茶で酔いますが、安酒とは言へ酒に酔えるささやかな幸せ?を楽しんでおります。
平均寿命よりは短いだろうが好きな酒を味わえる人生と、酒を我慢すれば平均余命は期待できる暮らし。価値はイーブンでしょうが、もうこれから何年生きようが、世間のお役には立てそうにもありませから、酒を愛し生活を楽しみ早く死んで世間の迷惑も少ない方を選ぶのだ(^_^;
 
 さてと、酔った勢いで硬い話題(^_^)
 朝日新聞の三重版には地方支局らしからぬ「反骨の僧 植木徹誠の生き方」なる重い題材の記事が連載されています。「スーダラ節」などで有名な植木等の父ですが、「等」の名そのものも人類はみな等しいところからきているそうで、徹誠は遠い親戚の縁から真珠で有名なミキモトに就職し、宝飾職人として働く内に労働運動から堺利明のキリスト教社会主義に目覚め、一生を平等な世にする為に生きた様です? 「?」はいらんだろうw
 
 関東大震災を期にミキモトを首になった徹誠は生活の為に妻の実家の縁で真宗大谷派の僧侶となるんですね。オイオイ、キリスト教じゃなかったのか?
キリストも仏陀も一緒一緒、民衆済度に違いはありません キッパリ 彼は平等から一番離れた地位に貶められている被差別部落の解放運動に突き進んで行くのでした。
 
 部落解放には2つの流れがあり、体制内で生活改善を求める運動と、部落差別は支配体制が民衆の下に階層を作って分断支配をする為に作った制度であり、体制その物を倒さなければ差別構造は無くならないと言う運動があります。その証左として東北地方に部落差別が無かったのは、気候から生産性に劣るために民衆が被差別部落民並みに貧しく、差別構造を作る余裕すら無かったからとも言われていますね。
 三重県での部落解放運動は東大新人会から地元に戻り三重県水平社と日本農民組合三重県連合会の合同機関紙である「愛国新聞」を発行した河合秀夫の影響が強く、農地解放と階級闘争が一体となった農民運動が中心でした。
 それは被差別部落の人達だけでなく、小作農民全体をも巻き込む運動だっただけに、大衆的支持を受けており、全国水平社創立メンバーの上田音市や松阪市長となった梅川文男などを輩出していきます。
  
 徹誠は始め大台町(旧宮川村荻原)栗谷の常念寺(聞徳寺)住職になりますが、その後請われて伊勢に移ります。昼にはお年寄りに経を唱え、夜には若者を相手にインターナショナルを歌うお坊さんだったそうですが、部落差別事件の朝熊山入合権闘争で治安維持法違反で逮捕されて4年間の刑務所暮らしを送ります。その不在を小坊主の等少年が袈裟を着ては経を読んで走り回って助けたそうな。
 その後、大学生になった植木等は皇居前広場を血に染めたメーデー事件で犠牲になった法大生の近藤巨士を悼むデモでは、先頭に並んで経を唱えて歩いたと言われるなど、「無責任男」とはかなり違っていた様です。「スーダラ節」を歌う際には、こんな歌を歌って良いのかと父徹誠に相談すると「判っちゃいるけど止められない」は「親鸞の教えに通じる」と励まされたと言うのは一部ながら有名な話(^_^)
 
 オイオイ、幾ら酔っているからと言って、話がメチャクチャだぞ。
アイ済みません。植木等も「と~かくこの世は無責任!」と歌っていますんでその流れで(^_^;
 徹誠は部落解放運動が労農党→社会党を中心になるにつれて、部落解放運動から民主商工会や日本国民救援会など共産党の活動にスタンスを変えていきました。
これらの話は 植木等 著 朝日新聞出版「夢を食いつづけた男 - おやじ徹誠一代記」に詳しいらしい?(スマン読んでない^^;) 今回の連載も加筆されて本になるんだろうか?
ここに書いたのは静岡大学の黒川みどり氏の著書とこれまでに読んだ本、それに世間の噂がネタになっており、朝日新聞の著作権は尊重していますんで ^_^;
  
 かくの如く三重県では部落解放運動が盛んだったが、その裏返しとして部落差別もまた激しかったと言えるだろう。私が、罠で捕まえた獲物を夜の闇に紛れてヒソーリと自宅に運び込んだ背景には隠された事実があった。
 (つづく)はず?
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

野梵

Author:野梵
ようこそ!自然生村のオヤジのブログへ
ホームページはじねんファーム(http://zinen.web.fc2.com/)
リンク欄をクリックして下さい

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

フリーエリア

最新トラックバック

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR