野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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鹿を獲る

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 今は一日おきに罠の見回りに行っているが今日は見回り日で、昨夜来の雨で少し期待しながらぬかるんだ山道を行く。罠は4箇所に2余り仕掛けてあり、2箇所は駄目であったが、3箇所目の一つに動く影「何か掛かっている!」近づくと雄の鹿が跳ねているではないか。猪でないのでちょいとガッカリ(^_^;
鹿なら逃げないだろうとそのままにして4箇所目に行くがそれほど甘くは無い。空弾が一つあったのでそれを設置しなおして鹿の掛かった罠へと戻る。
 
 新しく作った槍を始めて使うので、慎重に組み立てる。遊び心で使う刃物には名前を付けているが、この槍はマタギの言い伝えだそうな「熊を殺すと雨が降る」からと、猟場が
雨引山の麓でもあるから「雨引」と名付けた。これを使ってせいぜい猪や鹿の涙雨を降らすようにしたいとの願いからでもある(^_^)
 
 罠に掛かった鹿は幸いワイヤーが木に絡まって動き回れる範囲が狭くなっており、肉を傷つけないようにと、首を刺して頚動脈を切る事にする。狙いを定めてエイッと一突き、動くので外して首の外側を突く 2度目も首には刺すが動きは止まない 3度目は位置的には良いはずのでそのまま暫く様子を見る事にすると、2度目か3度目で動脈を切っているようでやがて鹿は倒れて横になった。それでもすぐに近寄るのは危険なので、もう少し間を置いてから剣鉈を抜いてしっかりと鹿の頚動脈を断ち切った。
 
 放血の為に鹿の頭を斜面の下にして、車に戻り山芋堀を持ってくる。車まで100m以上あるので、ここで内蔵を取り出して少しでも軽くして運ぶ為に、鹿の内臓を埋める穴を掘る為だ。罠を仕掛ける穴を掘るのと、バネの入ったパイプを納める穴空けの杭を抜く時にこの山芋堀を使うと便利で、内臓を埋めるのにも深い穴を掘れるこの道具は重いけれども色々と役に立つ。
 
 剣鉈で鹿の腹を裂いて内蔵を取り出すが、何度やってももこの作業は慣れなくて気持ちが悪い(^_^;  内蔵を取り出して山に埋めた後は問題の搬出だが、雨上がりなので後足を持って濡れた落ち葉の上を滑らせる事にすると、何度か休みながらも何とか車まで運び出す事ができた。
 解体は明日にしたものの、内蔵を取り出してあっても温度が下がらない。肉が焼けると言って温度が高いのは良く無いので古い風呂桶などに入れて冷やすと良いのだが、適当な物が無くてホースで水を掛けて冷却した。
 
 写真は薄暗いのと動き回るのでピンボケ。この目で見られると殺すのを躊躇するが、田畑を荒す害獣だ。心を鬼にして槍を振るうのである(^_^;
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