野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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マタタビ

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今日は、昼前よりマタタビの実を採りに山に向かう
途中のコンビニでお茶とオニギリを購入
女房は、昼ごはんを食べてから行けと煩いが
例えコンビニのオニギリでも、山で食べるメシは美味いのである

30分程で林道に入り、谷川に下りて昼食
せせらぎを渡る風は暑さを忘れさせてくれる。

目当てのマタタビに向かうと、今年も期待を裏切らず、カボチャを小さくしたような実が鈴なりだ
マタタビの実は本来は細長いドングリ型が正常なのだが、開花時期に「マタタビアブラムシ」が寄生し、正常な形には成長せず「コブ」を作って小さなカボチャのような形になる。
これを、虫こぶとか虫エイと呼び、乾燥したものを生薬では木天蓼と言う。
虫こぶは正常な果実にくらべてマタタビ酸の成分が 空気中に逃げる発散が少ないそうで、この虫エイを果実酒にしたものを「マタタビ酒」と呼んで重宝するのだ。

手の届く所は手で取り、高い所の実は持参の高所鋏で切り落とす。
かなり収穫できたが、もう一箇所へと移動した。何れも林道脇だが、だれも取る人がいないようで、造作なく採取できてしまう。
ネコにもお土産と、腰に下げた剣鉈を抜いて何本か蔓を切った。ちょいと物騒だが、山菜取りや茸狩など、山遊びには重宝している。
剣鉈は普通の鉈より値段が高いのだが、これは引退した猟師さんより格安で譲り受けたので、気兼ねなく土を掘ることができるのだ。
土佐の鍛冶屋に特注したとの事で、刃が薄くて軽く、持ち歩いても疲れない。木をガンガン叩っ切るのは苦手だが、藪漕ぎには良い。
銘は切って有るが、読めないので、薄刃から蜻蛉と名付けて山遊びのお供としている。21と刻印されているが、刃先が欠けたようで7寸には5ミリ程短い。鞘は自作。

マタタビの次はサルナシと、更に林道を進んだが、残念! こっちは裏年なのか、殆ど実を付けていないではないか。
当地ではマタタビは良く見るが、サルナシには気温が高すぎるのか?実の成る木はこれしか知らない。
写真はサルナシとマタタビの実の大きさを比べてみた。
サルナシはキウイの原種で、味はキウイと同じ味がし、このまま食べられるが、薬用としては焼酎に漬けてサルナシ酒にする。
残念ながら、サルナシ酒は味わえないが、マタタビはこれで十分と、谷筋を白く彩る半化粧を背に山を降りた。

今日の百姓一句
マタタビや 沢陰染めて 半化粧

マタタビ酒にするだけでなく、乾燥した物を粉にして飲んだり、葉をお茶にしても良い
マタタビ酸には精神安定効果があり、神経の機能を高めるとか
薬効は、疲労回復、滋養強壮、冷え症、腰痛、健胃、風邪予防や癌の予防効果も
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