野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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鹿を殺しても雨が降る

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 今日も昨日に続いて朝から小雨が附っていたが、午後には上がったので山へ行く。
2日も雨が続いたが、前にイノシシが取れた時も雨の後だったので、何と無く期待してしまう。
 1ヶ所目はスカ、2ケ所目も2つはダメだったが、3つ目に近づくと何か大きな物が跳ね回っている。鹿だ!
かなり大きな雄鹿が後ろ足をワイヤーに括られていた。まあ鹿なら逃げられる事もあるまいと、そのまま放置して次の場所を見て回るが、残念ながら他の罠に変化は無かった。
 
 鹿の場所に戻り、ロッドケーから久し振りに利八を出して組み立てる。2度目と成ると余裕も出ると言うものだ(^_^;
 ワイヤーとザイルを持っているのでイノシシならこれを口や足に掛けて、獲物を固定してから仕留めに入るのだが、鹿なら不要だろうと槍を構えてそのまま鹿に立ち向かって行ったものの、これが失敗だった。前は心臓を刺したが、仕留めの槍は頚動脈を刺すものだとどこかに書いてあったので、そこを狙うが鹿も必死なので動き回る。エイッと槍を突き立てたものの外してしまい、鹿は悲鳴を上げて更に動き、こちらに突進してくる。ワイヤーは木に絡ませてあるがそれでも遊びが2mはあるので今度はこっちが必死に飛び退く。 首は頚動脈を外せば致命傷にはならずに槍で突き刺すが鹿は動きを止めない。大人しく成仏しろと更に刺すと、どうやら頚動脈を切ったようで、動きを止めたので、すかさず腰の剣鉈を首に突き立てて捻った。
 当然ながら夥しい血が噴出し、周りの木や枝を赤く染めると、また殺生をしたと慙愧の思いが募る。
 
 いつの間にかまたシトシトと粉糠雨。遠藤ケイは「熊を殺すと雨が降る」と言ったが、鹿を殺しても雨は降るようである。獲物への儀礼はきっちりとしなくてはいけない、心は沈んでいたがマタギに習い「ショーブ」と小さく叫んで、感傷から現実へと切り替えて、鹿にロープを掛け下の道へと引き下ろすが、さすがに今回は重い。
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NoTitle 

ついにやりましたね!
鹿の肉は脂身が少なくヘルシーでしょう
しかし重いでしょうね
現場で解体してくるんですか
当分鹿三昧ですね
  • posted by siyou110 
  • URL 
  • 2013.12/19 21:57分 
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