野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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ゴシュユ実る

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ゴシュユの苗を予約いただいていたお客様より催促のメールがありました。
確認すると4本が健在で、親木にも実がたわわに実っています。苗は春に十数本の密閉挿をしたのですが、鉢上げが早過ぎたのと猛暑で枯れて残存率は25%以下です(T_T)
こんな物をネットで売っているのは日本でもうちぐらいなので、年に数本ですが注文がある為に、ガッカリさせてはいけないと、予約は4本でしたが2本にして頂くようにお願いしました。さっそく来年秋の予約を頂く(^_^)
 ゴシュユの挿し木は少し難しいですね。これに限らず希少種の一部を頂いて増やしたいので、挿し木や挿し芽の技術を向上させなくてはなりません。台所組織培養に至っては機材や薬品を準備したのに放置したままですが、植物が生長する春から初夏はやたらと忙しいのですよね。季節に関係なく栽培環境を作れる所が羨ましい。

ゴシュユはホソバオケラと同じように、日本へは雌しか輸入されなかったので、雌木だけが広まって実はなるが種が出来ません。挿し木や株分けで増やしますが、人工的に繁殖をさせないと増えないので、数が減る一方です。
 かって奈良や九州では田の周りにハサ掛け用として植えられていたのですが、農機のジャマになるのと乾燥機の普及で殆ど切られてしまい、今では増やそうにも親木がなかなかありません。

 日本では国として薬草を研究しているのは、独立行政法人医薬基盤研究所 薬用植物資源研究センターと言うところで、北海道の名寄、筑波、種子島に研究部をもっています。従来、薬草については収集・保存が中心でしたが、中国の乱獲防止を理由とした薬草輸出制限などを背景に、昨年より増殖・栽培の研究にも力を入れ、このゴシュユについても種子島研究部で栄養繁殖の研究が始まったようです。

 そんな面倒な研究をしなくても、中国から雄木をもってきて実生で増やせば簡単だろうと言うのは、賢いようでアホですね(^_^)
必要なのは雌木ですが、種から育てると雌雄が判別するまでに何年もかかり、それまで育ててきた木が雄だと判ると全くの無駄になります。雄があったとしても実を取る為に繁殖する場合には雌のクーロンで増やしますから、雄を持ち込まなかったのは先人の知恵でしょう?
近頃では子供は欲しいが旦那はいらないと言う女性が多くいます。体細胞クーロンが発達すると・・(^_^)
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