野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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お客様は八百万の神様です。

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大阪にある、成分抽出機械を製造販売している会社の方が、アシュワガンダを見たいと態々と当地までお出でになりました。
「今年からアシュワガンダの一般販売が出来なくなり、自家消費分しか栽培してないので見てもつまらんよ」と念を押したのですが、話を聞きたいとの事。
 
 お会いすると、機械を売るのに薬草栽培のノウハウを付けて売ろうという事だそうでしたが、草茫々の畑をお見せすると予想に反したようで「ハウス栽培をされているかと思っていた」との事です。アシュワガンダは生長に高温を要するので、育苗期にはハウス栽培をするが畑に移植後は保温をしないし、一般的に薬草の施設栽培はペイしないだろうと答えました。薬草栽培は人件費が1/20以下の外国産と張り合う前提をご存知無いわけですね。
 
 アシュワガンダはアメリカ資本がインドで大量生産をしており、その抽出物を日本新薬の系列会社が輸入して卸売りをしていると、日本新薬の社員から直接聞いたと教えると、抽出技術はアシュワガンダに限らず、多くの薬草にも使えると言いながらも、ちょいとガッカリされてみえました(^_^;
 ともかく、アシュワガンダ栽培歴9年、経験によって得た知識は、お持ち頂いた手土産のお菓子と交換に知っている限りお教えしましたよ。

 先日は突然に「*農園ですが、三重県で栽培に適した薬草を教えて下さい」との電話がありました。化粧品会社から薬草栽培の依頼があったとの事ですが、個別具体的条件が判らないと答えられないので詳しく話せと言うと、それは出来無いとのことです。場所は度会町で女房の実家の近くであり、大よその条件が判りました。南に山を配して北に宮川が流れており比較的湿潤な土地ですね。全部でなくても良いから、栽培したい薬草の例を出せと言うと、クコとナツメとの事なので、クコは適地で、ナツメの原産地はシルクロードのオアシスであり、度会町は適地とは言いがたい物の何とか育つだろうが、木本体植物は生育に時間が掛かって収穫時期に買って貰えるかどうか怪しいと答えました。
 多分、化粧品会社と農園の両方の担当者がナツメの生を食べた事が無いのでしょう。形はリンゴを小さくしたような物で、味はスカスカで美味しくありません(^_^) 乾燥した物を使いますから国産に拘る理由が無く、うちのように趣味として栽培するのは良いのですが、国内で経済栽培をするのは無理が有るのです。
 また、クコはフシダニを始めとして害虫の被害が多いから消毒に気を付ける必要があると教えると「うちは無農薬で育てます」とキッパリ。オイオイ、お前から教えて欲しいと電話をして来たのだろうと言いたかったが、バカを相手にする閑はないのでスルー(^_^)

 みんな気軽に質問をしてくれるのは嬉しいのですが、知識の習得には手間とお金を掛けているのですね。「一つぐらい買ってから質問をしろよ」と言いたい(^_^)

 ま、知識や情報を物販に結びつける事が出来無いこちらが悪いのですが、ホームページの有効性と限界を知らされます。取りあえずホームページの作り直しが必要ですね。
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