野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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オケラ無情

okeke.jpg
予想通り、梅雨も明けて夏本番のようです。
いつもの如く10時過ぎのナマクラ出勤で畑に出かけて草取りをしましたが、とてもではありませんが暑くてやってれれません。
投げ出して帰りたいところですが、隣の畑より「割れたので食べてみてくれ」と大きなスイカの半割れの差し入れ。木陰で水分補給をして昼まで頑張りました。

 写真は草取りをする前のオケラ畑です。
既述ですが、この春、某大学からホソバオケラ(サドオケラ 蒼朮)を交換品としていただいたので。近くでは乾燥しているほうの畑に植えたのですが、それが育ってきました。
研究後のお下がりを50株いただき、そのうち20株程が既に発芽していました。この種は日本では結実しないので株分けで増やしますが、大量に増やしたかったのでこれを200株以上に分けて植えたものの、欲張りすぎました(^_^)
 栽培法を読むと30~60gの重さで3芽以上を付けて分けるとあったのですが、その重さでは数を増やす事ができなかったので、発芽点が3つ以上あるのを確認して切り分けたのですが、やはり小さく分けすぎたようで、3分の2以上がお亡くなりになってしまったのですね(T_T)

 時々根を掘り返して観察していたのですが、オケラの株は先ず細根を下ろして、しかる後に芽を立ち上げてきていました。芽を出したあと枯れていったのも多いですね。
本によると植え時は秋末か萌芽前とあるので、株分けには少し遅すぎたようですが、一番悔いるのはビニールマルチをしなかった事でしょう。
 これはするかしないかで悩んだのですが、オケラは4年ほど育てて収穫する為に、追肥の事を考えて草マルチで済ませました。
しかし、オケラの株は浅植えをするので、株が小さかった為に乾燥や多湿の変化に耐え切れずに消えてしまったようですね。ビニールマルチをする事で環境変化を和らげれば生き残りの株はもっと多かったはずですが、全ては後の祭りです。焦りと欲張りは元も子も失うとの教訓を得ました(^_^)

 何とか生き残った物を見ると、葉が焼けているのが多いですね。オケラは比較的寒暖の気候に耐えるはずですが、鈴鹿の平地では少し暑すぎるようです。残った物に寒冷紗を掛けるかどうか悩ましいところだ。
 今、オケラ栽培に力を入れているのは高知県で、高知県立牧野植物園が中心になって栽培研究に取り組み、近隣農家に苗を分けて中山間地域の特産物にしようとしているそうですが、本場の五台山は3000mを越す山でも、高知の五台山は市内から近いので、鈴鹿よりは暑いはずである。 
 
 何れにせよ、この秋には山の畑に移植しよう。このまま消える株もあるだろうが、少なくとも50株は生き残るだろう。半分に株分けすれば(オイオイ焦りは禁物だろう)100株は植えられると皮算用。
 ただ、ホソバオケラは種の保存が目的であり、それ以上は増やさないつもりだ。オケラは薬事法で一般への販売が出来無いから製薬会社へ売るしかなく、安い中国産と同じ値段で買い叩かれるだろうから、栽培の魅力が感じられない。

 さて、4時も越えたので涼しくなった。後半戦に出かけるとするか。

        
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