野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

Entries

沙羅の木

syara.jpg
 今年も沙羅の木(夏ツバキ)の花が咲きました。
雨に濡れる白い花は、夏の雨に傘も差さずに立つ少女のような気品があります。

 沙羅の木と言えば森鴎外で知られますが、我が家の庭では沙羅忌と言われる鴎外の命日の7月9日までは咲き続ける事ができません。
昨年は鴎外生誕百五十年にして没後九十年と言う事で、色々な催しがあったようですが、おそまきながらその記念出版の一つである中尾實信著「小説 森鴎外 ヴェネチアの白い鳩」を読んでいます。

 中尾實信の小説を読むのは「小堀遠州」に続く2冊目ですが、同著では著者自身が「本書は、エンターテインメントを主眼とする歴史小説として書かれたものではない」と書いていましたが、本著も同じ路線を取っていて、小説と言うより幕末から明治にかけての医学を巡る歴史書のようです。
 
 小説では、鴎外が庭に沙羅の木を植えたのは母親が「平家物語」を愛読していたのを思い計らってとしていますが、彼は大変なマザコンだったのですね(^_^) 給料を妻に渡さずに母親に渡し、嫁姑争いでは母親に付くなど1年余で妻に逃げられ、あろうことかその後のSEX処理にと母親が準備したお妾さんに通っていた(^_^)
確かに組織人としてトップの陸軍軍医総監(中将相当)に上り詰めますが、初期は親戚の西周の引きが強く、順調な出世も陸軍における長州閥に組していた側面も否めないようです。バランス感覚に長けた常識人だったようですが、小説家としては面白味がない(^_^;

 それは私に一番欠けている要素ですが >_<
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

野梵

Author:野梵
ようこそ!自然生村のオヤジのブログへ
ホームページはじねんファーム(http://zinen.web.fc2.com/)
リンク欄をクリックして下さい

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

フリーエリア

最新トラックバック

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR