野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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美人講

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 前々回の書き込みで小原 美香さんより貴重なご意見を頂いた。東京では女性向けのオシャレな漢方の店が増えており、漢方ブティックを称する店まで現れたとの事である。
マツモトキヨシを代表とするドラッグストアに対抗する一つの方法として、既成ブランドでは仕入れ量で勝負にならない専門店が、店構えと自社ブランドを作りやすい漢方で勝負しているように思える?
しかし、それが一定の成功を得ていると言う事なら素直に学ばねばならない。確かに高級感を看板にはしているが、その底には高くても本物を求めている層があるから成り立っている事実を見逃してはならない。

 化学的合成物と天然素材からの抽出物に効果の違いが有るのか無いのかを言う資格は無い。しかし、消費者が合成品より本物を求める気持ちは判るし、生産者としてそれが末端価格では決して安くできない事も理解しているつもりだ。
では、本物は欲しいが高くて手が届かない、隣のオネーチャンやお向かいのオバチャンを美しくするためにはどうすれば良いか?

 やはりDIYだろう。
野菜を作るのも、薬草を作るのもその手間に何倍もの差が有るわけではない、しかし流通末端では大きな差がある。これは何度もここで書いているように、薬草には薬事法で販路が制限されており流通段階で利益が乗せられて高くなっているからだ。
そこで逆転の発想をし、消費者が直接に薬草を栽培して、作業を農家に請け負わせれば良いわけである。

 具体的にはオネーチャンやオバチャンが集まり、例えば一口1万5千円で20人のグループを作る。美しくなるためにお金を出し合うのでこれを美人講と名付けよう(^_^)
この美人講で特定の畑を1反(10アール)か2反を借り、農家の元気なオバアチャン(オジイチャンでも良いのだが田舎のオバアチャンだって美しくなりたいのに変わりは無い^^;)3人程に薬草を何種類か、例えばハトムギ、トウキ、センキュウ、シャクヤク、ジオウ、甘草、それにレモングラスなどの全部か、又はいくつかの栽培を30万円で生産、加工の請負をお願いする。種や苗に肥料で10万はいるだろうから、農家の手取りは20万、一人当たり7万弱あるわけだ。

 作業は種まき、植え付け、草取り、収穫、調整、乾燥とかなりの手間だが、3人でワイワィと、しかも耕作放棄をしてあった畑を耕して孫の小遣いが稼げるのなら悪くは無いだろう。
例えばトウキなら反当り、乾燥根で150kg以上は取れるから、20人の美人講なら7.5kgの配当だ。国産大和当帰なら安くても7000円/kgはするはずだからかなりの割り得になる。もちろんそんなにトウキがあっても困るので、幾つかの種類を栽培してもらう訳だし、危険分散にもなる。

 生薬として利用し体の内側から綺麗にするのもよいが、ここはもう一つ頑張って、飲みきれない原料を使い化粧水やクリーム、石鹸を作るのだ。ネットで調べてみたら、それらを作るのに特別な技術や設備も必要ではなく、田舎のオバアチャンと都会のオネーチャンやオバチャンが一緒になって作る事ができるはずだ。
 かくしてみんなの知識や力を合わせる事で本物の生薬や化粧品を得る事ができ、美しい人はより美しく、それなりの人はそれなりに美しくなる。目指せ美人講(^_^)

 写真は漢方の代表的美顔生薬原料のハトムギで、これを炒ってお茶にして飲んだり美顔パックとして利用される。美味しく飲む工夫をして、夏には冷やして麦茶代わりに飲めば肌が綺麗に。
一番良いのは粉末にして1日に2~3gを水や湯に溶かして飲む事だそうだが、それをガーゼに浸してパタパタと軽く顔に叩きつけても良いらしい。
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