野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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オケラの先は

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佐渡オケラの植え付けが終わりました。12m程の畝が4本です。
廣川書店の『新しい薬用栽培法』(昭和45年初版発行)どこが新しいんじゃとの突っ込みはナシw もう1冊の参考書である井沢凡人編『薬草・薬木の作り方・使い方』も昭和47年発行。
比較的新しい、唐澤耕司編『優しい薬草づくり』は昭和61年発行 薬草栽培の本はみんな古い物しかない。

 話が飛んだが、この本でオケラについて書かれてみえる渡辺 武氏は東大を卒業後武田薬品に勤められ、日中医薬研究会会長、日本漢方交流会顧問をされるなど薬学系の漢方医学の大家との事。惜しむらく数年前に亡くなられたようだ。
余談ながら、我が鈴鹿山麓 自然生村の赤矢地黄はこの本でジオウを書いてみえる福田新次氏より譲り受けて育て続けている由緒正しい物である(^_^)

 渡辺氏によると、オケラの株分けは2~3芽を付けてするとあったので、そのつもりで切り分けたのだがよく読むと、種用根茎の重量は30g~60gとある。しまった!小さく分け過ぎている。
一瞬欲張って金の卵を産むニワトリを殺してしまったイソップ童話の話が頭をよぎるが、30株程は大きな株のままでポットに植えたし、過湿と乾燥を避ければ、小さい根茎だからと言って枯れる事はないと、自分に言い聞かせて(^_^)作業を急いだ。
条間40センチ、株間20センチとあったので、どうやら畝作りでは無さそうだが、狭めの畝作りとして20センチ間隔で植える。上面に敷き藁を施すとあったが、藁は無いので萱を切った物を乗せた。

 1965年に渡辺氏が佐渡を訪れた当時でも既に畑地は掘り起こされて生産は絶たれていたとの事で、経済的には栽培の難しさが判る。
 今回のホソバオケラもせいぜい苗として年間5000円程売れれば良いところだろう? 既に肥料代として2千数百円を費やしており経済的には全く成り立たない。
しかし、うまく行けば200本程のホソバオケラが繁り、鈴鹿の地で保存される。今はお金にならなくても、次の世代の人が役立ててくれるかもしれないのだ。
愚公山を移すの例えではないが、明日を信じたい。
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