野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

Archive [2012年10月 ] 記事一覧

また一人

 図書館へ行ったら、カウンターの横に「鈴鹿市出身の作家、太田蘭三氏死去」と小さな張り紙がしてあり、横に26日新聞記事の切り抜きが貼り付けてあった。 氏の小説を始めて読んだのは、山岳雑誌『山と渓谷』に連載されていた「脱獄山脈」だが、山が好きなのと、地元出身と言う事で、それ以降はけっこう読んでいる。肩の凝らない山岳推理小説で、読みきりの文庫本が多く、山好きや渓流釣りが好きな人には読者も多い事だろう。氏...

ウナギ筒

 家の近くを歩いていたら、お爺さんが竹薮で竹を切っていました。さっそくお爺さんにかぐや姫を下さい、ちゃう、竹を下さいと申し出ると好きなだけ切っていけとの嬉しいお言葉  竹で籠でも編むのかって? そんなに器用じゃないよん。うなぎ獲りの竹筒を作るのだ!知人が某所で竹筒を沈めておいて、けっこうな成績を上げており、見本も貰っている。片側だけ節を残し、後は異型棒鉄筋で節を抜いただけの竹筒を、餌も入れずに沈め...

ゴシュユ

 僅かな売り上げであるが薬草苗をネットで販売をしている。近頃気付いたのだが、蝶の餌に薬草苗を買って頂いているお客様がチラホラあると言う事だ。クララ、エビスグサ、セイヨウバクチノキ、ゴシュユなどで、蝶好きの人なら何を飼っている人の注文だと判るようだが、門外漢の当方にとっては全く判らない。  セイヨウバクチノキとゴシュユが品切れになりそうなのだが、お客様よりゴシュユが売れるから育てろと、蝶の餌が売買さ...

 貯蔵穴が出来たので、朝から薩摩芋掘り。根菜類は収穫期に幅があるのでナマクラ百姓には助かる。畑では大きくなりすぎたオクラが風に揺れているが、実は収穫時期を逸する野菜が結構多かったりするのだ。  芋はベニアズマ、ベニハルカ、安納芋の3種を栽培しているが、ベニハルカの畝は既に収穫済みで、今日はベニアズマの収穫。殆ど手を掛けなかったのに大きく育った。薩摩芋は肥料を多くやったり、手を掛けすぎると葉ばかり繁...

倒産

今朝の新聞の地方版を見ていたら、四日市の理工産業が破産手続きの開始とありました。さっそくネットで見ると、7月に自己破産をしていたのですね、田舎に引きこもっていると、情報に疎くなります。関連のインターネット三重のhpを見ると、8月10日に「親会社が破産したが従来通り使用できる」とのお知らせで止まっており、サンコンピュータービジネス専門学校のhpでは来年度の学生募集停止のお知らせがありました。地元の情...

芋穴

 薩摩芋の収穫準備にと、芋の貯蔵用穴を掘った。薩摩芋は南方系の芋の為に、保存は10度Cが望ましく、5度前後の低温におくと腐敗が始まるので、農家は南側の軒先に穴を掘って貯蔵したが、適当な場所が無いので、デッドスペースとなっている松の木の下に掘る事にした。長さ80センチ、幅60センチ、深さ70センチの穴を掘ったが、穴に入ると浅めの蛸壺壕だw 塹壕ではないが、実家のある集落は傾斜地を背負っていたので、ど...

鈴鹿植木市

今日は鈴鹿の秋の植木祭りに行ってきました。2年間だったが農協の子会社で緑化工事や植木卸に従事し、イベントでの植木販売も行っていたのでこの雰囲気が懐かしい。  植木生産者の方にはお世話になったので、少し鈴鹿の植木について書いてみよう。鈴鹿川中流左岸は台地になっており、ヤマトタケル最後の地と伝えられ能褒野と呼ばれる広い原野であった。江戸幕府が崩壊して明治になった時に、その東北端の鞠鹿野と呼ばれる所に尾...

雨の日

雨が続くので、家で読書。池宮彰一郎の『本能寺』色々と先輩の作品を「参考」にされたので有名な方だが(^_^)読むのは『島津奔る』に次いで2冊目だ。 書評は他に譲るとして、ちょいと気を引いたのが、信長の側室「坂氏」を鈴鹿の関一族は加太氏の傍流である坂氏の出としている事だ。戦国時代は腹は借り物と言われて男尊女卑が激しく、住んでいる所や父親の名前で呼ばれたが、「坂氏の女」は3男信孝を生んだものの、詳しい歴史は...

キクイモ

少しご無沙汰気味の川畑1号へ薩摩芋を掘りに行くとキクイモの花が満開になっていた。この花は派手な割には、今一つ風情が無い、たぶん背が高すぎるからだろう。北米原産でキク科ヒマワリ属だそうだから、花もヒマワリに似ており、高さは2m以上にもなるために、畑でも半分以上が風に耐えれず横になっている。 利用するのはショウガの様な塊茎だが、キク科なので普通の芋とは異なり、デンプンはほとんど含まれないのでダイエット...

 今日も庭木の整理庭で大きくなり過ぎた木を伐採する。残念ではあるが前に書いたように元気なうちに伐っておくのだ。 先日は鉈の紹介をしたので今日は斧を見てもらおう。一番上の斧は根切り斧と呼び、木の伐採に良く使ったものでるが、無銘の全鋼で古い物だ。立木を切る場合、先ず、鋸で倒す方向に1/3程を切る。そして斧で斜めに切り込みを入れていくのだが、この時に使い、木の根元を切るので根切り斧と呼ばれる。 この倒す...

甘い風

 畑に水遣りに行くと、ステビアが一斉に花を付けていた。薬草栽培の本命をアシュワガンダに定め、その苦さを和らげる為に、甘茶や甘草、羅漢果等の甘み成分を持つ薬草を栽培してこれが一番と辿り付いたのがステビアである。 このステビアの大量繁殖は少しやっかいだ。種を蒔いても発芽率が非常に悪いうえに、せっかく発芽しても甘い種から甘いのが生まれるとは限らず、苦い奴が出てくる。そこでクーロン=挿し芽で増やす事になる...

試し切り

 垣根が繁りすぎだと女房に言われたので、今日は植木屋剪定だけでなく、大きくなりすぎた植木も切ってしまう事にした。年老いて身体が動かなくなると自分では管理ができなくなるが、庭師さんに頼むと費用も多額になるので、残念だが高木類は最低限に減らしていく。 切り倒した木や剪定した枝葉が庭を埋めたので、その整理作業に鉈を比較してみた。1番上が6寸の片刃角鉈、鋼付きだが鋼の種類は判らない。菱に丸を重ねた刻印があ...

冷まじや

 遅ればせながら「アリババ帝国」という本を読んだ。アリババの創業者馬雲(Jack Ma)の1999年から2009年までの10年の軌跡で、図書館で本を借りる際に小説ばかりでもあるまいにと1冊加えたものだが、正直「ツマンネ」。しかし、チャイナドリームのおすそ分けにでも有り付けないかと欲目半分で読み通した。 馬雲とソフトバンクの孫正義との出会いでは、孫は5-6分馬雲の説明を聞いただけでビジネスモデルを理...

茄子の花

今日は鈴鹿サーキットでF1レースの決勝 我が家は距離はあるものの鈴鹿川を挟んで向かい合った丘陵にある為に、サーキットからのエンジン音が聞こえるかっては大きなレースがある度に鈴鹿サーキットには10万を越える客が全国から集まり、終了後はいたる所で渋滞が起きた物だが、今はその熱気は無い。 自動車が夢の対象であった頃は、人はそのスピードに興奮したが、生活の道具になった今では、スピードを出す事を悪とすらされ...

アシュワガンダの実

 今日で3日目の朝から出勤で畑に。温かで空気は乾燥し、秋の風も心地よい絶好の農作業日和で、苗床を作ってタマネギとラベンダーの種まきをする。午後は喫茶店で粘って週刊誌の纏め読みしたあと、畑に戻ってキクイモとヤーコンの試掘りをするが、未だ早すぎて小さい。アシュワガンダの実が赤らんだので収穫する和名を咳止鬼灯と呼ぶように、鬼灯そっくりだが実は7ミリ程と小さく、これを一つ一つ取るのは結構手間がかかり、日が...

青いトマト

 朝からモードが少し身に馴染んできたようで、今日も10時過ぎから(朝とは言えないか)畑へ季節的には遅すぎるが、キャベツの種まきだ夏野菜を取り込んだあと、一度管理機で耕して畝立てをしたのだが、台風や連日の雨で、すっかり平になってしまった。  黙々と鍬を振るっていると、汗が滲んでくる秋の日差しは強いが、風もまたきつい脇の畝では青いトマトが秋の風に揺れていた 今日の百姓一句秋風に 青きトマトよ 何思う ...

鄙の雅

 今日は珍しく朝から畑にそろそろ仕事モードに切り替えなくては季節に取り残されてしまうタマネギの苗を植えるが、自家蒔苗なので、まだまだ細い、無事に育つかな?植える手を休めて西の山を見ると、青空にスカイラインが際立っており、秋の深まりを感じさせる僅かに花を付けていた藤袴も、いつの間にか数を増やして賑やかだ 今日の百姓一句鄙の野に 雅競うや 藤袴 フジバカマは乾燥した葉茎を生薬名で蘭草と呼び、利尿、解熱...

ワレモコウ

 明るい日差しを、渇ききらずに輝かった畑土は空へと跳ね返しあちこち虫に食われたダイコンの葉は、風呂上りのようにさっぱりとした姿だニガウリは古い竹で作った支柱の上半分を風に折られ、ダラリと下がりながらも、しっかりと青い実を離さないでいる。 台風の去った畑は奇妙に明るい地面にしっかりと根を張っていれば、嵐は頭を下げていれば通り過ぎていくものだろう脇で、風雨に叩かれたせいか、少し背を屈めた吾亦紅が、それ...

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