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野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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五連荘で猪

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鈴鹿の地もめっきり寒くなりました。そのお陰でしょうか、狩猟の方は好調が続いており、月曜日から今日まで5日連続して猪が掛かり、鹿は今月になって9頭を数えています。
 このツキを逃がさないで年末ジャンボ宝くじを買い、10億円をゲットしたいな(^_^)
 
 11月26日から今日12月6日の11日間、山へ行けば必ず鹿や猪の獲物を得ておりますが、前にも書きましたけれども、ちょいた似ている当地には割と有名な伝説があります。

 平安時代も終わりの頃、鈴鹿の山裾に貧しいが信心深い一人の猟師が居ましたが、ある日鈴鹿峠の北側、三つ子山で猟をしていたところ、一振りの刀を拾いました。
 猟師がこの刀を持って猟に出かけると不思議や必ず獲物を得る様になり、この刀を大木に立てかけておいたら1晩で木が枯れた事からこれを木枯と名付けたそうです。

 当時の伊勢守であった平忠盛がこの話を聞き、どうしてもこの刀が欲しくなって栗真庄(今の三重大から河芸町一帯? 後に伊勢平氏白子党の根拠地)の年貢と引き換へたので、猟師は大金持ちになりました。
 
 私はこの伝説にあやかって、木を枯らす霊力は無くともせめて草を枯らす刀であって欲しいと、使っている狩猟刀を草枯と名付けております(^_^) 写真は三つ子山と草枯(レッドオルカ7寸実用甲伏)
 この木枯についての物語は未だ続きますが、それはまたの日に(^_^)
 
 ここで古を偲んで爺の一首(^_^)
 鈴鹿川 八十瀬を越えて 狩行けば 嬉しや今日も イノシシ得たり
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名残の紅葉

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 空には雲を残しながらも、雨上がりの朝は景色が透き通り、盛りを過ぎた紅葉も化粧を直して最後の輝きを放つ。
 
 フラワーロードのニゴリ池から工業団地手前までの両脇には桜と紅葉が植えてあり、春と秋には道行く人を楽しませてくれる。
 これは地元の白川老人会の人たちが植えた物で、それぞれの木には植えた人の名前の木札があったのだがいつしか無くなってしまった。やはり植えた人の多くも既にお亡くなりの事だろう。
 
 直ぐに無粋な話になるが、この写真で道路が消える所を右に曲がり、虚空蔵さんへの登り口右下で小型だが猪をゲットし、テストコースの反対側で牡鹿を捕獲した。「鈴鹿の山に雨が降ると鹿が死ぬ」はまだまだ続いているのだ(^_^)
 
 そういえば元ネタの遠藤ケイ氏はお元気なのだろうか? 氏を知ったのは40数年前に山へ登っていた頃に愛読した『山と渓谷』の中の「男の民俗学」だった。
 千葉から故郷の新潟に拠点を移して盛んに里山文化を発信して見えたが、facebookは数年前に止ったままだ。私より3、4歳年上なので仕事をセーブして見えるのだろうか?
 
 同じ頃に同誌へ山岳ミステリー「脱獄山脈」を連載されてみえた鈴鹿市長沢出身の小説家、太田蘭三氏は数年前に亡くなっている。何れにせよ、世に残る仕事をされた方々は偉大だ。
 
 ここでフラワーロードの紅葉の句が浮かんだ。無名であっても成した事は世に残り、人の為にもたっていると言う事で。
 植へし人 その名消えても 紅葉在り
 
 紅葉は秋の季語だから、今の俳句としては時期外れになるな。では冬の句に改作(^_^)
 時雨あと 名残紅葉の 美しさ

少雨決行

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 小雨振る中を今日も罠の見回りを行う。11月1日以降、1日の休みもなく、32日間連続で山へ入っています。
 努力の甲斐もあって、今日は鹿2頭、猪1頭を得ており、11月1日からの累計も猪13頭、鹿13頭の計26頭となりました
 SNSの仲間が今期は例年より目標を落として猪鹿合わせて150頭を獲りたいと書いてみえたので、私はせめてその1/3の50頭を目標にしたのですが、何とか半分をクリアしました。
 
 しかし豚コレラの調査捕獲は12月24日迄との未確認情報がある他、県としては年度内にもう一度ワクチン散布を行い、来年の4月から調査捕獲をしたいと言うのはどうも確かな様子ですし、指定管理鳥獣捕獲による鹿の捕獲も予定数250頭に対して、支部長の話では既に100頭は越えたとの事なので、有害獣駆除活動が行われる期間はそれ程残されてはいない感じがして、予断は許されません。
 
 早朝から山に入って罠を見回り、掛かっていれば規定の処理を行い、時間があれば次に罠を掛ける場所の為に獣の足跡を探す。山野を彷徨しては殺生に暮れる日々は淋しい生活だと思わなくもありませんが、残された人生がそれ程ある身ではありませんから、今年は豚コレラの調査捕獲と県の指定管理鳥獣捕獲で猟期にも報奨金が出る事もあり、今、自分のやれる事をやれるところまで頑張ってみようと思っております。
 
 「 間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。 人の命も問題ではないのだ。 私は、なんだか、もっと恐ろしく 大きいもののために走っているのだ」走れメロス!(^_^)

締めの1発

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 今日は月末と言う事で、猪鹿合わせて18頭まできている数字を20に出来ないものかと、朝も早くから山へと向かう。
 
 狩猟に出られない程の雨が降らなかった事もあって、今月は少しだけ見回った日もあったにせよ、何と一日も欠かさずに罠の見回りをする皆勤賞(^_^)
 この真面目さを山の神様が見逃すはずがありません。ご褒美に雄鹿をお与へ下さいました(^_^)
 
 止め刺し、撮影、埋設と一連の作業を済まし、車は更に奥へと進んで、山の神の懐深くへ。20頭まであと1頭「神様もう1頭何とかなりませんでしょうか」と厚かましいお願いをすると、お怒りになられるどころか、大きな猪をお与へくださったではないですか!「やったね! 神様ありがとうございます」
 
 電波の届く所まで戻って、相方に電話をするとやはり週末の今日は巻き狩り中で行けないとの事。そこで某氏にお願いをすると、昼からなら行けるとの嬉しいお返事。
 今日は丸一日山で過ごすつもりだったので、途中で弁当を買ってきていたから少し早いが弁当を食べるが、景色の良い所を選んだので紅葉が美しく、缶ビールの1本も飲みたい所だ(^_^)
 
 某氏が来る迄罠の見回りを続けようと山に入ると、また鹿が掛かっていた! 急な寒さで獣たちに動きが出ており、鹿も山から降りて来たようだ。
 一連の処理をしていると某氏から電話があり、まもなく到着したので、揃って奥山へと向かう。
 
 猪は何本かのワイヤーが絡んだ小木を引き抜いて、それを引きずったまま走り回っている。近頃は大物の止め刺しはすべて鉄砲に頼んでいるので、槍で真剣勝負をする闘志も失せているから、今回も鉄砲での始末を頼み「ズドーン」と銃声が山峡に響いて今期初月度の締め。
 
 猪12頭、鹿9頭、合わせて21頭となり、私個人の月間新記録(^_^) 運が良かった事と、コマメに罠の見回りをしたのが功を奏した様です。山に向かってお礼の最敬礼、将に啄木の「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな 」

最後に亥鹿

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 当地もめっきり冷え込んできました。どんよりと低く垂れこめた雲の下、寒風に曝されながら今日も山へ入っております。
 
 昨日、道で猟友会の支部長に出くわして話を聞いたところ、県の指定駆除は旧亀山地区では振るわないけれど関地区では良く獲れており、総数で既に鹿を80頭以上を捕獲しているとの事であった。
 
 そこで、今日は猪も獲れなくなってきたことでもあり、鹿に狙いを変へてみようと里山に掛けていた罠の一部を奥山に掛け替へる。
 しかし勝手の判らない奥山は獣道を読むことが出来ないので罠を掛ける場所を決めるのに苦労をした。
 
 麓に戻って罠を見回るが、寒くなって獲物の行動が変ったのか獣の足跡も消へ、何れの罠にも獲物の影は無く、3日続けて坊主の日が続くかと落胆。そこで詠めし爺の1首

 紅葉ふる 鈴鹿の山に 狩すれど 獲物は今日も 無きぞ悲しき (^_^)
 
 最後に一縷の望みを持って、田圃の外れにある獣の襲撃口に掛けた罠を見ると、鹿が掛かっていた! 
 そして更に登ると小柄ながら猪も! 最後に3つ残っていた罠に2つも掛かる予想外の展開に。
 山の神様は優しいけれどイタズラ好き(^_^)

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