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野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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新コロナウイルス対策に

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中国では新型コロナウイルスによる肺炎で騒然となっており、日本でも患者が出ているとかで油断が出来ません。
 そこで、コロナウイルスを含む感染症に対抗すると言われるセンシンレンン(アドログラフィス・パニクラータ キツネノマゴ科)の収穫に行ってきました。

 沢山栽培していたのに狩猟にかまけて放置したいた結果、殆どが風に飛ばされて消滅しており、南方系で1年草の植物ですから既に枯れたのが僅かに残っているだけでした。それでも回収するとゴミの袋に2つあったので、洗って乾燥しようと思います。
  
 SARS(重症急性呼吸器症候群)騒動の時にはワクチンが行き渡らないので民衆は板藍根を求めたそうで、アリババの創設者 馬雲(ジャック・マー)の自伝を読むと、彼らもこの板藍根を使ったと書いてあります。
 
 今回も空気感染だからどうよ? と調べてみると、この肺炎対策にも民間療法として、酢で部屋を消毒する事と板藍根を服用するのを「黄金ペア」としてもてはやされ、板藍根は入手すら困難だそうな。そこで中国国家衛生健康委員会は黄金ペアでは感染を防げないと公表しているとか。
 
 そりゃあ何でも過度に摂取すれば薬も毒になるのは当たり前だが、南百年と人体実験を続けた結果に、風邪薬として残った板藍根が効かないとするのは無理があり過ぎだろう。金持ちが既に買い占めて品不足になっているので、入手できない人が政府批判に結び付くのを避ける為に流した物だろう?
 
 板藍根は藍染めの原料であるホソバタイセイの根で、昨春に日本紫、日本茜、蓼藍らと共に、染料に使われる薬草として種を播いて栽培していたが、これも狩猟が忙しくなって放置状態となった。
 
 畑を見ると3株だけ残っていたが、沢山栽培していたら一儲けできたかもしれないな(^_^)
 乾燥した根を煎じておき、薄めてお茶にして飲んだり、帰宅したらこれでうがいをすると感染症の予防になるとされている。
 
 他にも風邪の予防に効果があるホーリーバジルが刈り取られる事も無く大量に立ち枯れしているけれど、私の薬草は栽培するだけで、殆ど利用されないまま枯らしてしまう。
 何とか活用にも力を入れていきたいものだが狩猟との2足の草鞋は難しい。
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猟師の休息

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豚コレラのワクチン散布計画より2日遅れて、15日の朝に猟友会の班長と相方より狩猟禁止の電話がありました。
13日で終わると思っていたので罠は全て引き上げてあり、写真を貼った捕獲報告書や事業月報も全て作成済だったので、夕方には証拠の尻尾を添えて支部長に提出。
 
 禁止になった駆除活動は2月4日に再開されて2週間程猟が可能になり、再度禁止になって3月に1週間許可されて、合計であと22日の猟が可能ですが、掛けたり外したりで余り期待出来ないでしょう。
  
 11月1日からこれまでの猟果は猪が33頭(豚コレラ検査29頭)、鹿40頭で合計73頭でした。これはもちろん個人の記録更新で、例年は猟期には報奨金が出ないけれど、今期は県の事業で鹿に、そして猪は豚コレラ問題で駆除費が出たので、少ない年金を補う小遣い稼ぎに励んだ結果です(^_^)
 
 報奨金目当ての狩猟を蔑む人も居ますが、私は労働の対価として報酬を得ることを卑しいとは思いません。命を救う事も命を奪う事も社会的必要労働として等しく、仕事に貴賤はないのです。
 
 富が都市に集まるので、そのお金を目当てに人も都会に集中しました。人の去った地方では人と野獣のバランスが崩れて獣害が発生しています。猪や鹿だけでなく猿や狐や狸など様々な動物が増えて人の生活を圧迫しているのです。
 
 豚コレラの流行の背景には増えすぎた野性の猪の存在があり、幸い人には病気をもたらなかったものの、病原体の突然変異や新たな別の動物を媒体にする伝染病の危険は常にあると言えるでしょう。そして既に増えすぎた鹿は自然環境や風景すら変えているのです。
  
 猪や鹿が増えた事による被害の対策費に比べれば、その原因を減らす猟師の報酬は僅かな物ですから、猟師を増やして駆除活動を盛んにする為に、そのインセンティブとして報奨金はもう少し増やし、有効性が判明した猟期での支払いを継続して欲しい(^_^)
 
 今回、猟果が増えた直接的な原因は、これまで誰も罠を掛けなかった所にも罠を掛け、猟場を増やしたと言う面が大きいと思います。
 有害駆除は禁猟区でも駆除活動が出来るのですが、銃猟グループは勝手知ったる従来の猟区で狩猟を行って禁猟区にはあまり手を出しません。
 ですから括り罠を嫌う銃猟グループのリーダーでもある支部長は私に対して盛んに「禁猟区で罠を掛けろ」と言ったのですが、その通りにして猟果を増やしています(^_^)
  
 写真もその例で、前回書いた禁猟区の河川敷では最後の5日間で3頭の鹿を捕獲しました。近頃は「都会の猪」が話題になっていますが、河川を伝って山の動物たちが街に出ています。直接的な被害は未だ聞かれませんが、予防の為にも中間地帯の河川敷で駆除する事は必要だと思います。
 
 実際に駆除活動を試みた結果、括り罠を掛ける事は有効でしたが、河川敷は常に洪水に見舞われるので、獣道が判りにくい事と、罠の支点が少なくて罠を掛けられる場所が少ないのが難点でした。
 
 駆除が終わってやる事も無く読書三昧の日々ですが、読んだのは軍事ミステリーに刑事物、そして今は海賊小説。次に始まる短期決戦の駆除に使えるネタを探しています(^_^)

鈴鹿川の血闘

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 鈴鹿川の河原に鹿の足跡が多いとの情報を受け、先日、調査を行いました。
 以前より鈴鹿市国府町の王塚古墳近辺で鹿の被害が多いから鹿を退治して欲しいとの依頼を受けていましたし、その後対岸の市内井尻町からも被害を訴える声を聞いていたのですが、王塚は鈴鹿市であり、井尻を含む鈴鹿川以北は名阪国道までが禁猟区なので手を付けていませんでした。
 
 今年は豚コレラ事件で北勢地区は全面的に狩猟禁止になり、許可を受けた者のみが猪と鹿の有害獣駆除活動が出来る決まりになっています。有害駆除はトランプゲームの切り札みたいな物で、一般の狩猟では禁止されている区域でも捕獲活動が出来る事が多く、当該地区でも罠を掛ける事が可能です。

 そこで調査した結果、王塚古墳周りの獣害は八野の南部丘陵からの襲撃より鈴鹿川から駆け上がって襲う方が多いと判断され、鈴鹿川右岸竹藪にくくり罠の地雷原を敷けば有効であろうと思われました。
  
 しかし、王塚古墳に近い所は鈴鹿市になるので掛ける事が出来ませんし、右岸上流の竹藪は全面的に真新しい竹の伐採跡があるのと、河川敷の一部をモトクロス場にしている事から、人の出入りがそれなりにある様子なので罠の設置は止めました。

 一方の左岸には頻繁な人の出入りを感じられなかったので、1昨日に河原へ2基、竹藪に3基の罠を設置しましました。
 
昨日の見回りには何れの罠にも変化はありませんでしたが、畑で農作業をしているお爺さんに話を聞くと、鹿だけでなく猪の被害が多いとの事です。
 
 明けて今日、自宅から一番近い猟場なので最初に行くと、1枚目の写真の様に畑には真新しい足跡があり、昨夜は集団で近隣を荒らしている様です。「これは掛かっているかもしれない」と罠に近づくと果たして竹林越に獲物の影! 人なら豊満な熟女(^_^)大きな雌鹿が掛かっていました!
  
 先ず2枚目の「止め刺し前状況写真」を撮り、次いで仕留めを行うのですが、武器は鹿を埋設する為の穴を掘る鍬です。昔の百姓一揆では鍬や鋤を武器にしているようですが、鍬の刃ではなく峰の方で脳天を叩くと鹿なら一撃で倒れます。
 
 鍬をを振りかざし「 民に仇成す不逞の輩、天に代わりて成敗す、我が正義の鍬を受けよ、天誅!」と振り下ろすや狙い違わず頭を強打して鹿は横倒しになり、すかさず腰の剣鉈を抜き放って胸に止めの一刺し。
 命を奪うのが手に伝わるこの瞬間が一番嫌ですが、人が狼を滅ぼしたからには狼に代わって誰かが獣の間引きをしなければ自然環境は守れないのです。
 
 お近くの方よりネットを通じて鹿肉が欲しいとの申し出があり、捕獲現場も比較的近かったのですが、今は忙しくて解体している時間がありません。規定通り埋設処分としましたが、自分で解体が出来る方なら差し上げる事ができます。

初猟果

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 鈴鹿南部は初冠雪、これで鹿が下へ降りてきてくれると良いのですが。
 年が明けての猟果は2日3日はダメでしたが、山の神は律儀なのでしょう?正月は休まれて仕事始めの4日に猪と鹿が各1、今日5日は鹿1をお与へ下さいました。
 
 ここで1月中半で狩猟が終わりだろうと何度か書きましたが、今日、ある筋から県のワクチン散布計画を頂き、それによると調査捕獲は13日で終わりの様です。
 翌14日から2月3日まで「餌付けーワクチン散布ーワクチン回収」が行われ、2月4日から2月17日まで調査捕獲が許されて、2月18日から3月9日まで再度一連の作業が始まって捕獲自粛となり、3月10から3月15日まで調査捕獲をして猟期終了となるようです?
 
 つまり今期は残すところ明日6日から27日間の捕獲が出来るという訳ですが、鹿は県の指定管理鳥獣捕獲等事業で2月末までに250頭の捕獲に対して2日現在で既に200頭は達しているとの事でしたから、場合によっては今月で獲れなくなるかもしれません。
 
 残りの目標を猪5頭、鹿6頭としましたが、かなり厳しいけれど運がよければ達成できる数です。さて、どうなる事となりますやら? 
 
 どうやら4月からも豚コレラ対策は続くようで、私も薬草栽培を放ったらかしにして猪を追い駆ける事になるでしょう?
 地図を見ては当たりを付けて調査を行い、罠を掛ける場所を探して設置し、それを毎日見回って、罠に掛かったら仲間を呼んで殺し、検査用の血を抜いて焼却場へ持ち込む。将に殺し屋稼業で、豚コレラ対策事業では一番のヨゴレ役ですが、誰かがやらねばなりません。
 
 猟師はバカじゃ出来ず利口で出来ず、中途半端じゃなお出来ずの職人芸の世界ですが、鉄砲と刃物を振り回すのも何かと一緒だな(^_^)
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今年も宜しく

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 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
 
昨日はおとなしく正月をしていましたが、今日は通常進行で「お爺さんは山へ柴刈りに」ではなく罠の見回りに行きました。
  
 残念ながら山の神様から正月のお年玉とはいきませんでしたが、これは山の神様への信仰心が足らないからに違いないと、昨日は能褒野神社へ初詣を済ませておりましたが、母なる鈴鹿の山の懐に抱かれた明星山国分寺へお参りして、山の神に少しでも近い所でお願いをする事にしました。
 
 日頃、罠の見回りで山麓を歩いていても、標高331mの所にある国分寺への山道は年寄にキツイ。何とか辿りつきましたが、正月とは云えども2日の午後3時となれば人は誰も居らず、独り占めで虚空蔵菩薩にお願いをしてきました。さぞや霊験あらたかで今年は良い年になる事でしょう?
 
 伊勢平野を見下ろす景色は雄大で眼下には工業団地があり、シャープの工場建設中は産業スパイが境内にあった100円を入れたら見える双眼鏡で工事を覗いていたと週刊誌に掛かれていましたが、前に登った時は既に壊れており、今回は撤去されてありませんでした。
 
 北側にはトヨタ織機のテストコースが見えますが、今日は正月休みで誰も見えない様です。2枚目の写真の管理棟右のコースの上にあるのが信号で、今日の様な休日は何も点いておらず、走行試験をしている時は緑の信号が点いていて、走っていない時は赤い信号が点いています。。
  
 3枚目の写真は先月の某日に管理棟の左広場を写した物で、どうやら無人運転の試験をしている様でした? オリンピックの選手送迎用の車でしょうか? 
 
  もちろん産業スパイの真似事ではなく、景色が美しく、歴史に富んで、花鳥風月の撮影にも適した所ですよ。

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