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野良爺風伝録

鈴鹿山脈の東麓で、薬草と機能性野菜の栽培に取り組む、気儘なオヤジの世迷言

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白花蛇舌草を乾燥

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 気持ち良い秋空が広がっていますが、陽光を受けて薬草の天日乾しをしています。
  
 近年は生薬名の白花蛇舌草の方が有名になったフタバムグラ。
 薬草のネット販売では草分けだった滋養園の谷中さんが盛んに探してみえましたが、その後に癌で亡くなられ、販売目的ではなく自分が使いたかったのだと知り先達の死を惜しんだ物です。もちろんネットでは売られておらず、私も田圃跡などを回って探した物ですが、見つかりませんでした。
 
 そんな折に、谷中さんが国産伝統薬草でネット販売の草分けなら、国産アーユルベダーのツボクサ茶を日本で一番最初に売り出して普及させられた、もだま工房の彦田さんより「石垣島には繁茂して畑の邪魔になっているので送るけれど、種が小さすぎて採種できないから株で」とこのフタバムグラをお送りいただきました。
  
 私よりずっとお若いのに、この心配りの出来る所が事業成功の秘訣でしょうね。日本で初めて国産アシュワガンダ茶をネットで売り出したものの、薬指定ですぐに販売禁止になって鳴かず飛ばずのまま老いさらばえている私とは大違い(^_^)
 
 ま、愚痴はさておき、栽培を始めて3年がたったのですが・・今でもフタバムグラはもちろん、一緒に使われる半枝蓮の苗をネットで買えるのはウチぐらいなのに?殆ど売れませんねえ(^_^)
 
 千葉大で栽培研究をされ、恐らくその指導を受けて?九州で栽培されてみえますが、うちは「どうせ雑草、放置しても邪魔になる程育つ」と自我流で栽培しており、1枚目の写真は昨年の姿で、今年はこれが草に塗れて恥ずかしくお見せ出来ない(^_^)
 
 放置栽培でも結構育っているのですが、忘れた頃に注文を受けて苗を取るだけで、全く利用されてきませんでした。今回は一度製品化してみようと、一部を刈り取って乾燥している次第です。
 
 半枝蓮と白花蛇舌草のセットは保険適用外ながら実際に癌治療に使われており、うちも使用してみえる病院から患者さんに薬の生きている姿をみてもらおうと、苗をお買い上げ頂いた事もあります。
 
 成分は温水抽出が出来るそうで煎じて飲めば良いのですが、良薬は口に苦しの例れに漏れず、正直なところ積極的に飲む気になりません。何とかまろやかな味にし、ガン予防茶として日常的に飲める物にできないだろうか?
 
乾燥したら色々と試してみようと思います。我が老妻は「華岡青洲の妻」とは程遠く、全く協力してくれないから自分で作って自分で飲む(^_^)
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茗荷咲く

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 ミョウガの花が咲きました。
 主に薬味として使われますが、血液をサラサラにしたりホルモンバランスを整える効果があるそうです。

 お隣の奈良県が大和の伝統野菜にしていますので、うちでも栽培してみようかと思いますが、これは山で採ってきたものなので栽培には向いてないかな?

 この花を取り巻く様に這っているのがテイカカズラです。
 百人一首の選者として知られている藤原定家が思いを寄せていた式子内親王(しょくしないしんのう)が亡くなった後、蔓となってその墓に絡みついたのでその名が付いたと言う話は、謡曲や能でも有名ですね。ここではミョウガの花が式子内親王といった所でしょうか(^_^)

 定家葛もやはり薬草で葉や茎は生薬名を絡石と呼び、滋養強壮や解熱、強心作用があるとされていますが、キョウチクトウ科なので素人は手を出さない方が良いでしょう。

 百人一首でも恋歌43首の内に数えられる式子内親王の歌は
 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする

 恋してなくても恋の歌を作った才女と言われますが、気が強くて理屈っぽい、自己中女性と感じるのは私だけか? 
コラーッ 不敬罪だ!

ま、待て ミョウガをやるからこれを食って忘れてくれ。

みえジビエ新制度説明&講習会

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 三重県伊賀庁舎へ行ってきました。
 三重県農林水産部フードイノベーション課が行った「みえジビエ関係制度改定説明会・新登録制度講習会」への参加です。
  
 ハンターやジビエ事業に関心を持つ人達を対象としたもので、順次県下各地で行われますが、先ず最初の催しです。
 会場には伊賀地区やその近隣から90名程が集まり、写真の通りほぼ満席でした。
 
 伊賀地区の猟師さんは2百数十人だと聞きますが、半分近くが集まったのに対して亀山地区からは私を含めて確認できたのは3人でした。もちろん顔を存じない猟師さんが行かれたかも知れませんが、最後に修了者の名前を呼んで修了書を渡された際にも知った名を聞かなかった。
 亀山からは津会場へ行く人も居るのでしょうが、それにしても地域によって関心の差が大きいようです。
 
 会の内容は「みえジビエ」の認定要件規定が従来は施設及び事業者へのものであったのに対し、新たに個人に対して「みえジビエハンター」「みえジビエ解体処理者」「みえジビエマスター」の認定制度を設ける事の説明と、その認定要件である講習会の受講を兼ねたものでした。
 
 新制度により「みえジビエハンター」が捕獲し「みえジビエ解体処理者」の資格をもった人が解体したものでなければ「みえジビエ」と称する事が出来ない事とし、みえジビエの販売に関わる人は「みえジビエマスター」の認定を受けるのが望ましいとなります。
 
 この制度に従わないと三重県では獣肉の売買に関われないかと言うと、それは食品衛生法を始めとする諸規定の問題であって別であり、これに従うと「みえジビエ」と称する事が出来て、それに関連する県のサポートが受ける事が出来る任意の制度です。
 
 会場で出会った認定業者の某氏にこの制度になると認定業者は「みえジビエハンター」でない猟師から獲物の供給を受けれないので規制強化ではないかと尋ねると、「むしろ業者の方が県へ要望している」との事であった。ま、色々な事情や思惑があるのだろう。
 
 その某氏より県下にあるジビエ処理認定業者さんで最大施設の代表を紹介された。森林組合の職員さんから独立して林業会社を興したヤリ手の人と従前より名前は存じており、林業関係の補助を受けてジビエ事業にも手を広げられた事は聞き及んでいたが、頂いたお名刺を拝見すると組合組織になっていたので、頭の良い人だと感心した。詳しいお話をお聞きしたい所だが、周りは利害関係者ばかりなので挨拶だけ。
 
 さて、個人的にどう対応するか? 認定業者の某氏に時々獲物を引き取って貰うので「みえジビエハンター」の認定は受けようと思う。「みえジビエ解体処理者」はどうしよう? 認可要件として食品衛生責任者養成講習等の受講証明が必要であり、某氏に聞くと受講料は10000円だの事だ。
 
 別にジビエを業としてやるつもりは無いのでそこまで必要はないが、資格と言う物は持っていても荷物になる物ではないし、他人に肉をあげる場合でも「みえジビエ解体処理者」が解体した物の方が喜ばれるに違いない(^_^)

 ジビエとは関係無いが、お茶の製造販売には保健所の認可はいらないものの、綾ケ谷流本家では食品加工販売施設の認可を得ているそうだ。うちは現在のところ薬草茶の外販はしていないが、薬草茶を商品化しようとする場合にも食品衛生責任者資格は取っておいた方が良いだろう。
  
あちこち手を広げても、結局は全て中途半端に終わりそうだが、ちょいと動いてみようと思う。

明村役場

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やっと秋らしい日が続き、農作業に精をだしています。
 今日は関の畑へ行く折に少し遠回りをして耐震改装なった旧明村役場を見てきました。
 3流私大文系卒ですが、40数年前に夜間の職業訓練所に通い、2級建築士を取っています。管理設計士として(1人しかいない)小さなプレハブ住宅ですが、中部圏に数十棟を建てており、亀山市でも1棟だけですが、確認申請をして工事管理もしています。
 しかし、私は字がとても下手で、図面も汚いから才能が無いと数年で見切りを付けました。当時にCADがあったら私の人生も変わっていたかもしれない(^_^)
 
 訪れた明村役場は大正時代に建てられた模擬洋風建築で、ハイカラな建物だと評判を得ていた津警察署を真似て、恐らく地元の大工さんが建てた物なのでしょう? 津警察署の写真を見ると、明村が下見板張に対して、津警察が漆喰壁の違い位でソックリ(^_^)
  
 耐震工事の外からの見ては、玉石基礎だったはずですが、コンクリート布基礎になっていましたから、曳き家をして別の基礎に乗せ換へボルトで固定。管柱の位置で桁に新しいボルトの頭が出ていましたから、外壁側で1階の柱と桁と2階の柱を鉄板で繋いある様です? 外からは見えませんが、火打や筋交を増やしているのでしょう。2階の議場跡は空間が広いので屋根裏の小屋組みも補強しているに違いありません。
 
 役場の建物だけでは人を呼べないと思いますので、歴史資料館にして欲しいですね。私も直ぐに出て、林城跡へと向かいました。城跡は殿町と呼ぶそうで、大きな長屋門の民家があったりして風情があり、役場跡と一体化して行くべきでしょう。
 
 役場は奄芸郡(あんきぐん、あんげぐん)明村役場として建てられました。今では奄芸郡を知っているのは三重県人でも少ないと思います?
 伊勢国は1つの主要河川に1つの郡が作られていました。例外は奥行きが狭く大きな川が無かった三重郡と、上流と下流が別の鈴鹿郡と川曲郡だけです。鈴鹿の地は川曲鈴鹿と呼ばれ、古は川曲の一部でしたが大和政権が東国支配の拠点にする為に、大鹿氏から取り上げて一郡とし伊勢国の国府を置いたのだと思います(片岡説^_^)
 
 奄芸郡は中ノ川と言うさして大きくもない川の流域を1郡としており、他の郡と比較すると余りにも面積が小さすぎます。これは三重県史の謎ですね(^_^)
  
 恐らく、大和政権にとって、ここが要地であったから一つの郡としたと考えられます?
 大和政権の東国進出はハッキリ言ってしまえば、支配地の民衆から搾取する為であり、その成果物である租税の大和搬入は重要事項と言えるでしょう。
 東国(静岡辺りまで、関東が歴史上度々独立状態になるのは伊豆半島を越えて都に米を送るのは勘定に合わないからも原因の一つでは?)の租税は河川を使って太平洋まで出し、海岸沿いに西に進んで伊良湖岬を越して伊勢湾に入り、白子港に荷揚げして川船に積み替え中ノ川を遡上し、昼生辺りで馬に乗せて伊賀まで運び、木津川に出会うとまた川船に乗せて木津まで運んだのではないでしょうか?
 
 明村役場を公開するからには忘れ去られた地名である奄芸郡に再び光を当てて欲しいな。

倒木整理

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 今回の台風では、庭にある太さ20センチ樹高4m程のヤマモモの木が倒れました。カミキリ虫に食われ一部がスカスカになっていたところを強風に煽られて耐えきれずに根元からバキッ。
 垣根沿いにあったのですが、幸い道路ではなく内側にある草茫々のポット苗の上に倒れ込んだので事なきを得たものです。
 
 そこで今日は何年か振りにチェンソーを引っ張り出し、倒木を玉切したあと斧で割って薪にしました。
 随分と久し振りに薪割をしましたが、ちょいとするだけなら面白いですね。薪は手の力ではなく斧の重さで割るものであり、剣道の達人は薪割が上手いと言いますが、上手く割れない私はダメですねえ(^_^)
 
 括り罠猟で猪を仕留める時、私は大物を倒す時は槍を使い、小物はその辺にある棍棒を使います。しかし、先日見たNHKドキュメンタリー 「けもの道 京都いのちの森」の再放送で、千松氏は大きな猪も棍棒で気絶させ、剣鉈で仕留めをして見えました。
 
 実際に猪の頭を叩いてもあんなにコロリと倒れる事はないと思うので、多少の編集はあるでしょうが、それでもその腕は大した物だと思います。狙った所を確実に叩く、せいぜい薪割でもして腕を磨くかな(^_^)
 
 午後から小雨が降ったり止んだりだったので、部屋で本を読んでいると突然の来客
 
 先日電話で注文を頂いたお客様で、東京からアシュワガンダを取にみえたとの事。開業歯科医師の方だそうですが、そう言えば今日は木曜日で病院は休みか(^_^)
 ネットで三重県ではツルドクダミが茂っている所があるそうだけれど知らないかと言われたので、知らないと答へ、庭のツルドクダミを追加でお買い上げいただく。
 この辺で薬草を見られる所は無いかと事なので、多気町の中山薬草薬樹公園をお教へしました。
 
 新幹線で名古屋まで見へ、レンタカーを借りられたそうですが、その行動力に驚く。引退後はアジアの薬草巡りをしたいと仰ってみえましたが、羨ましい限り。
 アシュワガンダをネットで探したらうちしか無かったとの事ですが、そう言えば今日も朝からアシュワガンダの製品を売って欲しいとの電話があり、製品は販売していませんとお断りした所でした。
 
 狩猟にかまけて薬草栽培が疎かになっていますが、世の中にはまだこの爺さんも役に立てる事があるのだから、この辺で褌を締め直さないかんな。

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